「ここに地終わり海始まる」というポルトガルではとても有名な言葉があります。
ユーラシア大陸最西端であるこの地のことを、ポルトガル史上最大の詩人とされる、
ルイス・デ・カモンイスが表したもので、この岬をロカ岬と呼びます。
2014年5月には安倍首相が訪問され、日本でも話題になりました。
岬なので風が強いことが多いですが、目の前に大西洋が広がる景色はとても気持ちがいいものです。
特に午前中早めに行くとまだ観光客も少なく、最西端という特別な雰囲気を堪能できますよ。
■見どころ
何と言っても、目の前に広がる大西洋と自然のままの岬を楽しんでください。
大航海時代に世界へ向かって旅に出た航海士たちの気持ちも、
また本土で待っていた人たちの気持ちに思いを馳せるのもなんだかロマンチックですね。
ただし、海洋からは140m上にあるこの岬、手すりがない崖もあるので、
あまり際まで行かないようにご注意ください。特にお子様がいる場合は目を離さないでくださいね。
岬には十字架の塔がたっていますが、その下の部分にはポルトガル語で、
「ここに地終わり海始まる」と刻まれています。
また観光案内所では、最西端到着証明書を名前入りで発行してもらえます。
簡易なものと飾り文字が綺麗なタイプがあるので、せっかくなので作ってみましょう。
ただし、少し発行に時間がかかるので、岬を見る前に申し込んでおくのがお勧めです。
アクセス :
ルート1*ロシオ駅から電車でシントラ駅へ。シントラ駅前のバス停より403番バスにてロカ岬へ。
ルート2*カイスドソドレ駅から電車でカスカイス駅へ。カスカイス駅から403番バスにてロカ岬へ。
所要時間はどちらのルートも1時間半~2時間かかります。
ただし、403番バスは1日6~8本しかないので、時間に余裕をもって計画してください。
シントラ駅やカスカイス駅からタクシーで行くこともできますが(20分~30分程度)、
帰りもタクシーを希望する場合はロカ岬にはタクシーがいませんので、
ドライバーに待っていてもらうことをお勧めします。
Cabo da Roca ロカ岬
ユーラシア大陸最西端!「ここに地終わり海始まる」
- 投稿日2015/04/16
はじっこ好きにはたまらないユーラシア大陸最西端
- 投稿日2015/03/25
最果ての地、ユーラシア大陸最西端に位置するロカ岬は、人気の観光スポットです。ここには、ポルトガルの偉大な詩人カモンイスが詠んだ「ここに地終わり、海始まる」という一節が刻まれた塔が建っています。
高さ140mの断崖から見下ろす大西洋はとても雄大です。ロカ岬周辺はシントラ・カスカイス自然公園となっていて、春から夏にかけては、色とりどりの花が咲きとてもきれいな場所でもあります。
おすすめはサンセット時の夕焼け。夕焼けが毎回雲の形などよって様々な色に変化するロカ岬はとても幻想的です。
日によってはすごく風が強い場所ですので、帽子やサングラスなど吹き飛ばされないよう注意が必要です。
ロカ岬のインフォメーションセンターでは、最西端到着証明書(有料)を発行してもらうことができますので、旅の記念としてオススメです。インフォメーションセンターは、09:00〜20:00まで(10月〜5月の間は19:00まで)オープンしています。
またシントラ・カスカイス自然公園の中にはハイキングコースがあり、特にロカ岬からアドラガビーチまで1時間程のコースはおすすめです。時間のある方はぜひお試しになってみてください。
ロカ岬にはカフェとお土産屋が1軒ありますので1時間に一本のバスを待つことも出来ます。バスは カスカイスバスターミナルまたはシントラ駅前から403番のバスに乗っていただき30分ほどになっています。
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ジャンル木・巨樹
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エリアカスカイス
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住所
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アクセスシントラ駅からバスで約30~50分 または カスカイス駅からバスで約30分
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電話番号+351-21-9280081
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。