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ミュンヘン (ドイツ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

フランツさとみ (フリーライター)

神聖ローマ帝国の議会場となった歴史ある旧市庁舎

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世界遺産に登録されたレーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフにある旧市庁舎。
レーゲンスブルクは10~14世紀にかけて政治、経済、文化の中心地として繁栄し、1245年に帝国自由都市となり自治権を獲得します。
時の経過とともに衰退していきますが、再び日の目を見たのが1663年から1806年まで永続的帝国議会の拠点となったことでした。
レーゲンスブルクは、神聖ローマ帝国の重要な政治の中心地として復活したのです。

旧市庁舎は14世紀に塔のある中心部分から建築が始まり、全ての建物は18世紀になってから完成しました。
現在は帝国議会博物館となっている内部には11の部屋があり、会議室や選帝侯の部屋、控えの間などがあります。
必見は秘密会議が行われていた部屋。議会にかけることができない秘密事項を、密かに別室にある緑のクロスが掛かったテーブルで話し合っていたのです。
このことは、ドイツで使われる重要な決定をする表現“緑のテーブルに座る”に由来しています。
また、地下にある牢獄と拷問部屋も興味深いです。罪人は薄暗くジメジメした地下に連れて来られ、残酷で恐ろしい拷問を受けました。
実際に使用されていた様々な器具を見ることが出来ます。

市庁舎はガイドツアーでのみ見学です。
料金7.50ユーロ 所要時間30分

<アクセス情報>
レーゲンスブルク中央駅から徒歩15分
交通費はミュンヘンからバイエルン州全土をカバーする一日券のBayern-Ticket 
1人25ユーロ、2人31ユーロ、3人37ユーロ

2016/11訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。