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ナポリ (イタリア) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Via San Gregorio Armeno サン・グレゴリオ・アルメーノ通り

プレゼーペの聖地・サングレゴリオ通り

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プレゼーペとは、キリストの誕生を人形やジオラマで再現したもので、
イタリアのクリスマスには欠かせない、クリスマスツリーと同じくらい大切な習慣のひとつです。

そのプレゼーペ工房の店が軒を連ね、一年を通して模型や人形、またそれを一目見ようと世界中から集まる観光客で賑わう道、それがサン・グレゴリオ・アルメノ通りです。

一般的なプレゼーペは、赤子のキリスト(誕生の日、つまり12月の25日に置かれる)、ヨセフと聖母マリアを基本とし、東方の三博士、牛などの動物がキリストの誕生を囲み祝うようにして配置されます。
プレゼーペが生まれたのはイタリアの別の都市と言われていますが、ナポリでは特に発展し、18世紀には貴族たちの間でコンペティションなども行われていたようです。

ナポリの旧市街を二つに割るスパッカナポリ(ナポリを割る)と呼ばれるメインストリートから、その少し北を並行して走るトリブナ通りへ抜ける道の一つが、このサン・グレゴリオ・アルメノ通り。
道の端から端まで、それぞれの工房が競い合うかのように、隙間なく自慢のプレゼーペを並べています。
そのミニチュアのジオラマには、伝統的な人形たちはもちろんのこと、実際に水の流れる水車や明かりの灯る山小屋、またパンを持った手が動くパン屋さんなどと趣向を凝らした作品があり、見ているだけでも楽しいものです。
そんな伝統的なプレゼーペに勝るとも劣らず、観光客の目を引いているのは、首相やサッカー選手、有名なアーティストなどのプレゼーペでしょう。
ここまで来ると本来の意味はどこぞへとも感じますが、この個性的なマーケットの魅力に引き付けられた人々が、国内のみならず世界中から一目見ようと集まります。

ただし、陳列されている作品たちは商品ですので、お店によっては「写真禁止」の文字を掲げるところも。
購入せずに写真をパシャパシャとっていると、お店の人に怒られるかもしれないので、ご注意を。

プレセーペ職人の技とファンタジーが光る

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イタリアでは、「プレセーペ」もしくは「プレセーピオ」と呼ばれる、キリスト降誕の場面を表現した模型をクリスマスに飾ります。この飾り付けはナポリでは特に盛んで、サン・グレゴーリオ・アルメーノ通りは、そのプレセーペ作り職人たちの工房がひしめく狭い路地なのです。
この通りがプレセーペ作りの中心となったのには、まだギリシャ人たちがいた時代に遡ります。現在サン・グレゴーリオ・アルメーノ教会が建っている場所は、ギリシャの農耕の女神ケレスの神殿の跡地で、遥か昔、ケレスの神殿に人々は捧げものを奉納していたのですが、それらは、この付近の工房で作られたテラコッタ製の小さな彫刻が多かったとか。現在のようなプレセーペが生まれるのは1700年代のことですが、起源はケレスへの捧げものだったと言われています。

現代のプレセーペですが、キリスト降誕の舞台となった馬小屋をコルクの木から作った中に、主要登場人物のヨセフに聖母マリア、東方の三博士らがいるのはもちろん、ナポリッ子特有の豊かな想像力から、宿で働く人々、酔っ払いの泊まり客、コック、給士らが、それは細かく作られています。ピッツァ職人までいるんですよ。模型をセットで購入するもよし、いろんな登場人物、模型を毎年少しずつ買い足すもよし。買わずに観るだけもよし。ここではナポリのプレセーペ文化と伝統がじっくり楽しめます。
この通りの職人達はまた、その年々のホットな有名人を皮肉たっぷりに作ったりすることでも名高いです。サッカーのナポリチームのメンバーは、愛情をもって作られますが、例えば政治家やスキャンダルの多い有名人などは、必ずここで槍玉に挙げられ、面白おかしい誇張を施され、店頭に並びます。それらを見物するのもとても楽しいですよ。

静かに作品を手に取って見たい方は、せめて11月末までに行くようにするとよいでしょう。クリスマス前の12月はこの狭い道がごった返し、市から一方通行令が出る日もあるくらいです。しかしクリスマスシーズンのナポリの様子は、こちらもウキウキさせられる雰囲気が漂っていて、すごく楽しくなるのも事実です。

そうそう、プレセーペの飾りを部屋に出すのは、12月8日の「聖母の無原罪の御宿り」の日なんですよ。クリスマスツリーも同様です。

一番簡単な行き方は、地下鉄第1線の「ダンテ広場 Piazza Dante」下車、ポルタ・アルバに方向をとり、そこから サン・セバスティアーノ通り Via San Sebastianoを渡り、ベネデット・クローチェ通り Via Benedetto Croce を(スパッカナポリの一部です)をサン・グレゴーリオ・アルメーノ教会の方に歩けば、間違えることはありません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。