ナポリで最もおしゃれな人たちが集う地区、キアイア。キアイア通りは、その中心で、サンカルロ劇場横のトリエステ・エ・トレント広場から始まる、さまざまなショップや飲食店が並ぶナポリのショッピングストリートです。
キアイア通りにはハイセンスなセレクトショップやおしゃれなカフェなどがたくさん並び、キアイア通りのさらに先のフランジエーリ通りにはエルメス、ルイヴィトン、トッズ、アルマーニ、モンクレールなどの高級ブランド店やクラシコイタリアを代表する有名なメンズブランドのお店が多数あり、雑誌から飛び出してきたような素敵に着飾った女性や「ちょいワルオヤジ」を連想させるおしゃれな男性を見かけるかもしれません。というのも、実はナポリは有名な高級シャツやネクタイメーカーの密集地。マリネッラを筆頭にナポリで誕生し世界中に愛用者がいるブランドは多数あります。上質な生地でオーダーメイドができる店も多いので、自分へのご褒美やプレゼントにも。
キアイア通りの始まりあたりからほんの少し脇に入ったところに、ピッツァマルゲリータの発祥の店として有名な1780年から続く老舗ピツェリアのブランディがあります。常に混んでいるので予約した方がベター。看板が出ているのでわかりやすいはず。
ブランディ(Brandi)
住所 Salita S.Anna di palazzo 1-2 Napoli
電話 +39 081 416928
12:30~15:30/19:30~23:30 月曜定休
Via Chiaia キアイア通り
おしゃれなナポリっ子が集まる、ナポリでいちばんのショッピングストリート
- 投稿日2015/11/10
- 更新日2015/11/30
掘り出し物も見つかる通り
- 投稿日2015/10/30
- 更新日2015/11/30
ナポリのサイトなどには、よく「街のエレガントな通りの1つで…」と紹介されています。確かに、ちょっとゴミゴミしたスパッカナポリの辺りに比べると、いくらか落ち着いた雰囲気がありますが、そこはナポリ。誰でも肩肘張らずに、ぷらぷら歩ける通りです。
ブティックもたくさん建ち並んでいますが、大体どこの店員さんも気さくで、「これぞ店員の鑑!」と言いたくなる程、こちらをいい気分にさせてくれ、ついついいろいろと買ってしまいがちになります。
ヴィア・キアイアは、カッフェ・ガンブリーヌスが店を構えるトリエステ・トレント広場から出ていて、緩い坂道になっています。ガンブリーヌスを通り過ぎてすぐ右手にある路地・「聖アンナの坂道」の入り口には、マルゲリータ発祥のピッツェリア「ブランディ」が。少し行くと、昔ピッツォファルコーネの丘とスペイン地区を結んでいたポンテ・ディ・キアイア(キアイア橋)が見えます。この他、ナポリの歴史的劇場である、テアトロ・サンナッザーロや、キアイアの聖オルソラ教会などもあり、他の地区にもれることなく、この通りもやはり歴史的建築物で溢れています。
劇場の隣には、リモナータ(レモン水)やオレンジジュースを飲ませてくれるドリンクスタンド、通りの左手から少し階段を上がるサン・セバスティアーノの路地の入り口には、揚げドーナッツのスタンドもあり、ちょっと小腹が空いた時にもバッチリ対応の通りです。
ヴィア・キアイアは、マルティーリ広場(ピアッツァ・ディ・マルティーリ)までをそう呼びますが、「リヴィエラ・ディ・キアイア」にも近く、そのままホンの少しだけ落ち着いたナポリの通りを散策するのもお勧めです。
地下鉄第1線の「トレド」、もしくは第2線の「モンテサント」が一番近い駅ですが、どちらからも結構歩きます。「モンテサント」は、スペイン地区のど真ん中にあり、かなりの喧噪の中を通らなければいけません。「ちょっと怖いかな」と思う方は、トレド通りをトリエステ・トレント広場まで降りてきて、そこからキアイア通りを登るのがよいかもしれません。
もしくは、地下鉄第2線をピアッツァ・アメデーオで下車。ヴィア・コロンナの坂道を真っ直ぐ下っていき、そのままヴィア・ディ・ミッレ、ヴィア・フィランジエーリ、ヴィア・サンタ・カテリーナと歩き、ヴィア・キアイアに向かうのも1つの手です。この道筋は少し長いですが、ナポリの街でも割合にハイソな部分なので、比較的寛いで歩くことが出来ます(でも、とにかく注意を怠らないで下さい!)。
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
キアイア通り周辺のおすすめショッピングスポット
- ガイ オーディン(トレド214店)
- シャルクテリエ エスポージト
- ガイ オディン(ベネデット クローチェ通り店)
- サン・グレゴリオ・アルメーノ通り
- スーペルメルカーティ・スペロ(コルソ・ノヴァーラ店)