イルデパン島北東、メリディアンホテルのバンガロー真向かいにたたずむオロ湾。背後の鬱蒼とした南洋スギの森の深い緑色に、まるでソーダ水のようなライトブルーの水とのコントラストの鮮やかさは息を呑むほど。湾自体こんなに美しいが、何と言ってもこの湾を有名にしているのはその入り江にあるピッシンヌナチュレル。
サンゴ礁の中に刻まれたこの天然プール、メリディアンホテルからは徒歩15分ほど。他のホテルから来る場合は送迎を頼むか島内観光に参加、パーキングを下りた所にある水色の掘立小屋?で200フランの入場料を払います。道なりに下りて行くと幅の広い川に出るので向こう岸へジャブジャブ横切って。海水の川なので潮位が変るし流れの早い所もあるからビーチサンダルは×、サンゴのかけらで足を切ることもあるのでかかとをシッカリ覆うビニールシューズがおススメ。
そのまま川沿いに行くと時間がかかるので、途中矢印のある所から左の茂みの中に分け入って行きます。歩くたびに片手が真っ赤な小さいカニたちが砂地に開いた無数の穴の中に逃げ隠れるのがかわいい♪ 道中はスプレーペンキで書かれた矢印と木の枝に結わえられた布切れを目印に進むこと10分ほど、目前に突如現れるピッシンヌナチュレルに思わず息を呑むことでしょう。
波が無いのでとても静かな水面、ゴーグル無しでもチョウチョウオやスズメダイの群れが観察出来るほどのこの上ない透明度の高さ。近付くと慌てて殻を閉じる色鮮やかなオオシャコ貝も面白いですよ。間違ってもサンゴの上に乗らないように!南洋スギの密生する岩場の方向にパンパンッと手を叩くと、音があたり一面に反響してこだまのよう。訪問した8月はかなり水も冷たくて入水にはエイッ!と勇気が要りました、水から出た時の風も冷たいのでこの時期は羽織物必須。
大自然の神秘を存分に味わいたいなら飲み物とサンドイッチを用意しましょう、辺りには売店も何もありません。日陰が無いので帽子も忘れずに。過去に盗難があったので貴重品はなるべく持参しない方がベター。なおサンゴや貝、植物を拾うのは禁止されていますのでご注意を。
Piscine Naturelle ピッシンヌ・ナチュレル
ここだけは絶対はずせない!オロ湾の中に隠されたピッシンヌナチュレル
- 投稿日2018/03/30
- 更新日2024/03/14
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イルデパンの北東部に位置するオロ湾にあるピッシンヌ・ナチュレル。
日本語に訳すと天然プールという意味です。
プールといってもここの水は淡水ではなく海水です。
大きなサンゴの岩で波の荒い外海から遮られ、周囲を囲む南洋杉が風を遮り、波が起つことがほとんどなく、
まるでプールのような場所となっています。
サラサラの真っ白な砂が水底に敷き詰められているので、太陽の光が差し込めば、ここでしか見られないような海の色が見られます。
さらに外海と繋がっていることにより多くの熱帯魚が入り込んでいるので、スノーケリングには絶好の場所です。
このピッシンヌナチュレルに入るには、まず入り口の受付にて1人200CFPパシフィックフランを払います。
受付から道なりに進むと、横幅50mほどの川が見えます。
この川は山から流れてきた淡水ではなく、外洋の海から流れてきた海水のため、時間によって水位が変わります。
満潮時は腰あたりまでの水位になることもありますので、干潮付近のときにお越しになられることをオススメいたします。
川を横切り、森の中へ入って10分ほど歩くと、ピッシンヌナチュレルに到着します。
ここには売店などがないため、予め飲み物などは持って行くことをオススメいたします。
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ジャンルビーチ・海水浴場
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エリアイル・デ・パン
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住所
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アクセスメリディアン イルデパン ホテルから徒歩約15分
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営業時間24時間
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定休日無休
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。