ノードストロームはシアトルで誕生した高級百貨店です。創業者はスウェーデン人移民のジョン・W・ノードストロームで、1901年に開業した靴店が始まりです。
マンハッタンにはすでにストローム・メンズストアと、アウトレットを販売するノードストロームラックはありましたが、2019年10月にオープンしたこちらは、女性も楽しめる高級百貨店ノードストロームのニューヨーク旗艦店です。
地下2階、地上5階からなり、店内には7つの飲食施設もあります。日本ではデパートに飲食施設があるのは当たり前のように感じますが、アメリカでは珍しい試みとして注目されています。
マンハッタンでの競合相手はブルーミングデールズ、ニーマンマーカス、サックス・フィフスアベニューといった高級デパートですが、ノードストロームの持つ透明感のあるブランドイメージには、他とは異なる、なんとなく北欧のDNAを感じます。
ノードストロームならではのショッピングを楽しみたいなら、いちばんにおすすめしたいのがシューズコーナー。なんたって靴屋さんがノードストロームの出発点ですから、ここは期待が膨らみます。レディースシューズの売り場は地下1階と地上2階にあり、キッズシューズは地下2階です。
売り場に並ぶのは、ヒール1足1,000ドル~のイタリアのラグジュアリーブランド「ヴァレンチノ」から、60ドル前後で買えるアメリカ生まれのスニーカーブランド「ヴァンズ」まで。
価格の幅が広いので、「きっと高価な高級ブランドの靴がずらりと並んでいるんだろうなぁ」と冷やかし&ただ見るだけ気分を見事に払しょくしてくれます。サンダルからブーツまで自分の足と予算に合った靴との出会いがノードストローム旗艦店にはあります。
また、ナイキとコラボした究極のオリジナルスニーカーも要チェックだし、売り場のインテリアもユニークです。地下1階のシューズフロアの中央にはなんと、手作りカクテルや特製コーヒーが味わえるシューバー(shoe bar)もあります。
婦人服ではカナダのカナダグースやJ.クルーの妹ブランドで、2006年にデニムブランドとして誕生した「メイドウェル」、イギリスのファッションブランド「トップショップ」など、比較的手頃な商品もあります。たとえば、メイドウェルなら20ドル台のスタイリッシュなTシャツや、80ドル台のジーンズもありです。
デパ食に興味があるなら、ランチタイムやコーヒーブレイクを訪問時間に合わせて、食も楽しんでみるのもいいかもしれません。
おすすめは3階にあるブロードウェイバーコンセプトで、ドリンクや軽食が楽しめるカジュアルなバーレストランです。ニューヨークを拠点で活躍する気鋭の建築家ラファエル・デ・カルデナスによって設計されたユニークな空間で、ブロードウェイを見下ろす景色がウリになっています。
スイート好きならシアトルの有名シェフ、トム・ダグラスとのコラボで誕生した自家製の餅ドーナツ、OH MOCHI DONUTSをどうぞ。1つ3ドル~です。
館内での対応言語は英語で、日本語は不可。店員さんはステキな雰囲気でしたが、どちらかというとお客さんに無関心な印象がありました。わたしがいかにも見るだけ客と思ったからかもしれませんが…。
クレジットカードの使用は可能です。ノードストローム・メンズストアはブロードウェイをはさんだ向かい側にあります。地下鉄N/Q/R/W線57 St.駅から徒歩約2分です。
Nordstrom(NYC Flagship) ノードストローム(ニューヨーク旗艦店)
靴売り場とデパ地下に注目したい高級デパート
- 投稿日2020/02/13
2019/11訪問
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ジャンル百貨店・デパート
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エリアミッドタウン ウエスト
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住所
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アクセス地下鉄 57ストリート 57 St.駅から徒歩2分
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電話番号+1-212-295-2000
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営業時間[月-土]10:00-21:00 [日]11:00-19:00(祝日は変更の場合あり)
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定休日無休(祝日は休みの場合あり)
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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