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ニューヨーク (アメリカ) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(11人)詳細

adidas (Brand Flagship New York) アディダス(ニューヨーク旗艦店)

花奈 (ライター)

体験型施設が充実のフラッグショップ

  • 専門店おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気

5番街沿い46丁目北東角に建つアディダスは、アディダスの店舗としては世界最大の広さを誇る旗艦店で、地下1階、地上3階の4つのフロアで構成されています。

アディダスアイテムを買う予定がなくても、気軽に立ち寄り、ゲームやアートを楽しみながらくつろぎ、お気に入りに出会ったら買おうかなぁ、という雰囲気の場所なので、5番街散策のついでに覗いてみてください。

もちろん、最新モデルのアイテムが豊富に揃っているので、アディダスファンなら必見のショップです。ぶらりと立ち寄って見ると面白いポイントを紹介しましょう。

たとえば1階には、アディダス・オリジナルスムージーや栄養食品を販売するジュースバーがあります。健康志向、健康ドリンク好きの人は要チェックのポイントです。

2階と3階はメンズのスポーツシューズとウエアが中心です。3階にはカジュアルウエアブランド、アディダスオリジナルのコーナーがあります。メンズ、レディース、キッズと揃っているので、ファミリーで買物したい場合には便利だと思います。

地下1階は女性とキッズが中心です。地下1階と3階にはテスティングエリア、2階にはテストトラックがあり、試着したままボールを蹴ったり、バスケをしたり、ランニングマシンで走ることもできます。ちなみにウーマンズ・オリジナルのスウィフト・ランシューズは85ドル、同じくオリジナルのスーパーシューズ80ドルでした。トレーニングパンツは40ドル~。

ここで紹介したアイテムや各階の売場は移動・変更になるので、これから訪れる人はまた違った店内インテリアが楽しめるかもしれません。

2階と3階の間には観覧席が設けられているので見逃さないでくださいね。ベンチの中央に座っているのはアディダスの創業者アドルフ(アディ)・ダスラーの銅像で、記念撮影に人気のポイントになっています。

記念撮影をする前に知っておいていただきたいのが、このアドルフ(アディ)・ダスラーとアディダス誕生の歴史です。

はじまりはドイツ・バイエルン州の小さな町の母親の洗濯小屋で、兄ルドルフ、弟アドルフのダスラー兄弟が始めた靴工場です。

1924年にはダスラー兄弟靴工場を設立。1928年のアムステルダム・オリンピックではドイツの選手の多くがダスラースパイクを着用しました。1936年のベルリン・オリンピックでは、ダスラーシューズを使用したアメリカの陸上選手が4つの金メダルを獲得し、ダスラー兄弟靴工場の製品は国際的ブランドとなりました。

しかし、第二次世界大戦を経て兄弟は分裂。アドルフ(アディ)・ダスラーは1949年にアディ・ダスラー・アディダススポーツシューズファブリックを設立し、ダスラー兄弟靴工場の技術者を含めた47人の従業員と仕事をするようになります。

1954年のワールドカップ決勝で、アディダスをスポンサーにしたドイツのサッカー代表チームが、無敵だったハンガリーとの戦いで奇跡の初勝利。これによってアディダスと創設者はあらゆるサッカー場で有名になりました。

なお、兄のルドルフ・ダスラーはスポーツブランド、プーマの創設者なのです。なんだかすごいと思いませんか?

アディダスとプーマの戦いは今も続いています。プーマの旗艦店は5番街と57丁目の角にオープンしているので比べてみてください。アディダス最大のライバル、ナイキの5番街旗艦店へも行ってみたくなりませんか?

言語対応は英語。日本語対応はありません。クレジットカードの利用は可。地下鉄B/D/F/M線の47-50th Sts. Rockefeller Center駅が最寄りで、徒歩約4分のアクセスです。

2019/11訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。