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パラオ (パラオ共和国) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

Jail Gift Shop 刑務所ギフトショップ ジェイル・ギフトショップ

ながい りつこ (フォト&ビデオグラファー・メイクアップアーティスト・ウェディングコーディネーター)

パラオの社会に貢献しつつ、伝統文化に触れられる刑務所ギフトショップ

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パラオならではのお土産物のひとつであるストーリーボード。
刑務所ギフトショップでは、その名の通り、刑務所の囚人が作ったストーリーボードが店内に所狭しと並んでいます。

ストーリーボードとは、パラオの伝説や神話を一枚の板に彫り込んだ工芸品です。
考案者は実は日本人で、日本がパラオを国連の委任統治していた時代に赴任していた美術教師の土方久功氏という方。
パラオの芸術に感銘を受けた彼は、バイと呼ばれる伝統建築に施された装飾を小さな板に刻み込み後世に伝えの残すことを提案し、それが今日のストーリーボードの原型となりました。

そんなストーリーボードを現在では刑務所の受刑者が制作し、売上を刑務所の運営や受刑者のタバコ代や釈放されたときのための預金にするなど、社会福祉に一役買っているのです。

ジュゴンやイルカ、エイやカメ、サメなどパラオの生き物の中にパラオのストーリーがおおらかに彫られていて、唯一無二の彫刻作品に出会えます。
彫る人の特徴も出ているので、一つ一つを見比べると面白いですよ。
お土産にも便利な小さいストーリーボードは1つ$150ほど。

2016年ごろまではダウンタウンにある刑務所に隣接していましたが、刑務所が手狭になったため、現在の場所に移転しました。

メインストリートから並行する東側の通りにあり、外観も目立たないので少しわかりにくいです。
パラオのランドマーク、WCTCから行く場合、メインストリートを北に進みジェラート屋さんを越えてすぐの十字路を右に曲がり、直進すると突き当たる丁字路の右手にお店があります。徒歩10分ほどです。

お店は「OPEN」とサインボードが出ていても、お店に鍵がかかっていて、店員さんが見当たらない事がよくあります。
そのときは、大きな声で人を呼ぶか、ショップに隣接している左側の家を訪ねてください。店員さんはお店に常駐しているより、隣の家にいることが多いそうです。

クレジットカードはアメックス以外利用可能です。

2018/09訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。