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サンパウロ (ブラジル) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Sao Paulo Museum of Art サンパウロ美術館

柳田 あや (ライター)

絵画の展示に圧巻!一見の価値あり

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パウリスタ大通り沿いに突如現れる、赤い柱が特徴的な外観のサンパウロ美術館は、1947年にブラジル人企業家アシス・シャトーブリアンによって、国内初の近代美術館として設立されました。

ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカ大陸などの絵画、彫刻、オブジェクト、写真を含む、8,000以上もの作品が所蔵されており、なかでも西洋絵画のコレクションはどれも重要なものばかり。

オススメは最上階(3F)の常設展。足を踏み入れたとたん、圧巻の光景が待っています。
壁を取り払った空間に、ガラスとコンクリートで固定された絵画が、まるで浮いているように展示されているのです。

これは、美術館を建設したリナ・ボバルディのアイディア。
一時、このやり方は手入れが大変などの理由で取りやめていたのですが、2015年のリフォーム後に館長が変わり、MASPの初心に帰ってリナ方式が再現されることになったそう。

ゴッホ、セザンヌ、ルノワール、モネ、ゴーギャン、モジリアーニ、ピカソなどなど、そうそうたる画家たちの作品を間近で、しかも作品の裏表を見ることができるという、アート好きにはたまらない美術館です。

常設展のほか、期間限定の展示会や講座、コンサートやダンスや演劇など、さまざまなプログラムが行われています。

建物の下の広場では、イベントや骨董市が開かれていたりと、市民の憩いの場でもあります。

地下鉄「トリアノンマスピ駅」から徒歩2分。
火〜金の10時~18時(木は10時~20時)月曜定休。
入場料は25レアル。
火曜は入場無料。ただし混み合うため、チケット売り場で整理券を配布。入場時刻が書いてあるので、その時刻になったらエントランスへ。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。