ブラジルへ来たならぜひ日本人として知っておきたいブラジルと日本の関係。二国が国交を樹立した時から、ブラジルのコーヒー農園での労働力としての日本人移民の受け入れ、その移民の生活、第二次世界大戦時の様子、戦後の新移民と日系社会の変動と近年の日系人の活躍など歴史が知れる場所となっている。移民の暮らしに関わる多くの貴重な寄贈品が展示されており、なかなかお目にかかれないものも沢山ある。また、いかに日本人移民が器用で、ものがないブラジルでも日本での農業、生活を思い出しながら道具などを製作し、ブラジルの農業発展に貢献していったかということを実感させられる。徐々に農業から街に移動していった移民の方達が文化、政治、経済など多くの分野で今のブラジル社会に欠かせない役割を担った様子も知る事が出来、地球の裏側で活躍されていることに同じ日本人として誇りに思う。事前にNHKテレビドラマの「ハルとナツ」、石川達三の小説「蒼氓」など下準備された方はより深く、そうでない方も、この移民資料館はブラジルと日本の関係を知るいい機会を与えてくれることは間違いない。
Museu Historico da Imigracao Japonesa no Brasil ブラジル日本移民史料館
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリアサンパウロ
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住所
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電話番号+55-11-32095465
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営業時間[火-日]13:30-17:00
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定休日月曜日
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予算入館料(大人) 8レアル
入館料(学生) 4レアル
入館料(子供 5才~11才) 4レアル
入館料(幼児 5才以下) 無料 -
公式サイト
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