Banzai Cliff (Puntan Sabaneta) バンザイ クリフ (プンタン サバネタ)

サイパンの島内観光でもっとも有名な場所のひとつである「バンザイクリフ」。
アメリカ合衆国の国家的歴史文化財として記載されています。
毎日多くの観光客が訪れるこの場所の見どころは、何と言ってもきれいな海！
時折ウミガメの姿を拝むこともできます。

戦時中多くの人が身を投げた場所でもあり、サイパンでも一番多くの慰霊碑が集まっている場所。
ここを訪れるたび、今の平和を感謝せずにはいられません。

日中は訪れる観光客も多く警備員がいるのですが、携帯電話もほとんどつながらず夕方からは
ひと気がなくなる場所なので、警備員のいなくなる夕方から夜間にかけてはオススメできる場所ではありません。

路線バスなどは無いためレンタカーがタクシーが必要です。
サイパンの島内観光ツアーのほとんどに、ここ「バンザイクリフ」が含まれているので、
日本語ガイド付きの島内観光に参加するのがオススメです。
オプショナルツアーの半日島内観光（$25～）もあります。

第二次世界大戦末期の1944年、日本軍司令部があったサイパン島に、遂にアメリカ軍が上陸。
追い詰められた日本兵や一般市民が「天皇陛下、万歳」と叫びながら身を投じた悲劇の場所がここです。
歴史的に世界に知られているスポットなので、一見の価値あり。
現在では平和記念公園として整備され、数々の慰霊碑や供養塔が建てられています。
崖の突端から望む水平線の向こうに日本があると思うと、悲しい歴史を感じないではいられません。

記念撮影は、少しせり出した岸壁の展望所から、荒々しい波が打ち寄せる岩肌を背景に撮るのがオススメ。
逆に陸側を見ると、エアーズロックのようなマッピ山が。こちらも絶景です。
展望所から海面をじっくり見ていると、たまにウミガメが漂っていることもあります。

入場料はかかりませんが、島の最北端のため、アクセスはレンタカーやタクシーになります。
オプショナルツアーの北部観光ツアーには必ず組み込まれているポイントなので、
そちらを利用したほうが割安です。