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台南 (台湾) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(10人)詳細

Jindechunjuan 金得春巻 ジンダーチュンジュェン

トルヨコ (ガイドブック編集人)

野菜たっぷりでちょっと甘い台湾風春巻は、おやつにぴったり

  • 春巻がおいしい
  • ガイドの超イチオシ!
  • 地元っ子に人気

「金得春巻」は、國華街が民族路と交差する角地にあります。台鉄台南駅からタクシーで約10分くらい、観光名所の赤嵌樓から歩いても15分かからない距離です。このあたりには、個性的で伝統のある小吃店が集中し、台南でいちばんにぎわう「黄金の小吃街」となっています。金得春巻は1954年の創業で、メニューは春巻だけ。創業者、李金得の名前を付けて「金得春巻」という店名になりました。

春巻といっても、中華料理に出てくる揚げ春巻とはちょっと違います。ベトナム料理でおなじみの生春巻きとも違います。ライスペーパー(麺皮)にたっぷりのキャベツをのせ、さらにニンニク、もやし、ニンジンの野菜、干し豆腐、エビ、錦糸卵、肉でんぶをのせ、最後に花生糖(落花生を麦芽糖で固めたもの)の粉、香菜をのせて巻きます。それを鉄板で少し焼いて焦げ目をつけると出来上がりです。

春巻というとおかずのようですが、花生糖の甘みとピーナッツの風味がかなり強いので、やっぱり独立した食べ物。ベトナムの生春巻のような味を期待して、あれっ?と驚く人も多いのですが、野菜たっぷりに具材の味と甘みが混ざった独特の味は、おやつや小腹を満たすにはぴったりです。消化もとってもよく、もたれません。

メニューは春巻だけで、買うときのハードルは低いので、行列の店で買うのが苦手、という人もぜひトライしてください。列に並んで、店員が流れ作業で次々と春巻を仕上げていくのを見ながら順番を待ちます。順番が来たら欲しい数を告げます。中国語ができなければ、もちろん指数字でOK。ここで、もし1本を2人でシェアしたいときなどは、2つにカットしてもらえます。店の人が持ち帰り用のビニール袋に入れるかどうか聞いてくるので、その場で立ち食いするなら断りましょう。最後に表面を少し焼きますが、冷めても味は変わらないので、外帯(ワイタイ、テイクアウトのこと)でも大丈夫。1本40元で計算して、お金も用意しておけば万全です。

店には座って食べる場所は用意されていないので、観光客はほとんど立ち食い、歩き食いしています。もし、テーブルとイスがあるほかの店で何か食べる予定があるなら、ここではテイクアウトして、入った店で注文したものと一緒に食べることもできます。特別にお断りの貼り紙がない限り、たいていの店で他店の品物の持ち込みができるのが、台湾小吃店の流儀です。

営業時間は、7:00~17:00(公式Facebookより)が目安です。
年中無休ですが、火曜日は休むことがあります。
カードは使えません。

2017/03訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。