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現地のプロ(10人)詳細

Futaifanzhuo 福泰飯桌 フータイファンズオ

トルヨコ (ガイドブック編集人)

おいしいおかずがいっぱい並ぶ、地元で知らない人はいないセルフ式大衆食堂

  • ホルモン薬膳スープがおいしい
  • ガイドの超イチオシ!
  • 地元っ子に人気

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福泰飯桌は台南では有名な朝ごはん食堂です。1939年の創業から80年を越え、三代続く老舗の家庭料理店で、創業のころから引き継がれた味は、台南人にはおなじみなのだそうです。現在は二代目が店を仕切っていますが、三代目は近くにその名も「福泰飯桌第三代」という店を出しています。

店は朝8時のオープンなので、ホテルの朝食をパスして朝ごはんを食べにいけます。店は有名な観光スポット、赤嵌樓の前の民族路を西に数十メートルのところで、赤地に大きく「福泰」と書かれた看板が目印です。アーケードのある店の前の歩道にもテーブルとイスを出しているので、すぐわかります。

店の名前にある飯桌(あるいは飯桌仔)というのは、台南で自助餐、つまりセルフ方式の店を指す言葉です。たくさん用意されたおかずの中から、自分の好きなものを選んで注文する伝統的なスタイルです。

壁には赤い大きな紙に金額の書かれたメニューが張ってあります。ここに書いてあるのは、肉燥飯(ロウザオファン、ルーロウ飯の一種)(20元)などのご飯類と、魚丸湯(魚のつみれスープ)(35元)、蝦仁湯(45元)、虱目魚湯(サバヒのスープ)などのスープ類です。まずここから、ご飯とスープを選び、そのあとずらりと並んだおかずから2、3品を選んで注文します。おすすめはやはり肉燥飯。トロトロの肉とたれを白飯によく混ぜて混ぜご飯にすると、肉がご飯になじんでおいしく食べられます。魯肉飯(ルーロウファン)は台湾北部での呼び方で、南部では肉燥飯(ロウザオファン)と呼んでいます。

店頭には魚類のおかずが並んでいます。焼き物、煮物、揚げ物、姿見から切り身までいろいろあります。ちょっと奥に入ると野菜類の料理が、これまたたくさん並んでいます。おかずには値段がついていないのですが、安いので財布の中身を心配するほどの金額にはなりません(1品50元前後)。

地元の人たちの注文しているのを見て、真似してみればなんとかなります。注文は指差しでOK。地元の人も、あれ、これ、と指差しです。テーブルに着いて待っていると、注文したご飯とスープ、選んだ料理がすぐに運ばれてきます。料金はその時に告げられます。

料理の素材は地元産、魚類も台南近海のものばかりで、まさに台南の伝統的家庭料理の味。何人かで行って、いろいろ選んでテーブルに並べると、豪華で変化に富んだ台南の朝ごはんが楽しめます。特にさかな好きの人だったら、きっとお気に入りの味が見つかるはずです。

店は朝8時から午後2時までなので昼食にも利用できますが、閉店近くなると売り切れてしまうおかずがどんどん出てくるので、午前中の利用がおすすめです。
定休日は月曜日です。
カードは使えません。

2014/11訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。