延平老街は安平老街とも言われていて、台湾でいちばん古い街です。
オランダが17世紀前半に、この地にゼーランディア城(現・安平古堡)を築いた頃にできたそうです。
1662年に鄭成功がゼーランディア城を陥落させ、名を「安平鎮」と改めました。
延平老街の周辺には、効忠街、忠興街、観音街、安平路、古堡街などの通りがあって、屋台や露店が並び、休日になるとたくさんの観光客で賑わいます。
こちらに来るには、台湾鉄道台南駅からタクシーで約20分(200〜250元)。バスを利用する場合、2番、88番、99番に乗り安平古堡(安北路)で降りてください。
延平老街に来たら、安平旧市街を歩くのにとても便利なパンフレットがあるので、見かけたらぜひ入手してみてください。
マップだけではなく、旧市街の観光名所の簡単な紹介も載っていて勉強になります。
名物のエビせんべいに、台湾南部の伝統的なお菓子の椪餅(ポンビン/1個10〜15元)、ドライマンゴーなどを販売するドライフルーツ店に土産物店など、お店がたくさんあって目移りしてしまいます。
値段交渉もたくさん買うと安くしてくれるところがほとんどですが、お店(人)によっては単品でも安くしてくれるところもあるので、「請便宜一點(チン ビィェンイー イーディェン)」と伝え現地の方とコミュニケーションをとるのも面白いですよ!
ちなみに延平老街では、クレジットカードはほとんどのお店で利用できませんので、露店で色々買ってみたいという方は少し多めに現金を用意しましょう。
他にも陶芸教室や、玩具を組み立てたり絵を描いたりできるお店などもあって、大人も子供も楽しむことができます。
延平老街には、買い物や食べ物だけでなく、1683年に建造された三級古跡の「海山館」や、樹齢300年の「樹王公」、「安平郷土文化館」、縁結びの神様として有名な「月下老人」のお参りスポットなどがあるので、散策するのも楽しいです。
古い建物の門や外壁にある、魔除けの剣獅(獅子が剣を咥えている)が周辺に23もあるそうなので、迷路のような安平の路地を歩き探してみてはいかがでしょうか。
Anping Old Street 延平老街(安平老街) イェンピンラオジエ
イッセイ
(美容グッズの製造販売)
台湾最古の街「延平老街」
- 投稿日2018/07/10
- 更新日2024/03/15
2018/06訪問
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ジャンル旧市街・古い街並み 飲食街
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エリア安平
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住所
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アクセス台湾鉄道 台南駅より車で約20分
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営業時間各店舗に準ずる
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定休日各店舗に準ずる
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。