台北市が運営している植物園。
1895年の日本統治時代に林業試験場として建てられました。現在も行政院の林業試験場として植物の研究を続けています。
植物園に訪れる野鳥や、その日に美しく咲いている花の表記などもあり、多くの写真家の人気撮影スポットでもあります。
6月から9月に見ごろの蓮の花。池全体を覆うほど咲き乱れる様子は感動ものです。
植物園内はいくつものエリアに分かれています。
蓮の花池エリア、仏教植物エリア、蘭の花エリア、裸子植物エリア、ヤシの木エリア、温室、蝶のエリア、オーストラリア植物エリア、水生植物エリアなどなど多種多様の植物があります。
1894年清代に建てられた「欽差行臺」も見所の一つです。台湾で唯一現存する閩南式の官庁建物です。
同じ園内にある国立歴史博物館は、宮殿風の外観と朱色に塗られた壁が植物園の緑と対比されていて美しいです。こちらも国宝級の重要文物が多数収蔵されています。
夏の間はとても暑くなりますので、早朝に訪れることをお勧めします。
MRT小南門駅4番出口から徒歩3分
所要時間1時間
入場料は無料です。
総統府、南門市場、中正紀念堂、南機場夜市など植物園からも徒歩圏内です。
Taipei Botanical Garden 台北植物園 タイペイヅーウユエン
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地下鉄松山新店線「小南門」駅からほど近い場所にあり、約8.2ヘクタールもの広さを持つこの台北植物園。入園は無料。1~2時間は待ったりできる空間です。
日本統治時代には「苗圃」だったそう。
日本が東南アジアや中国への進出を図る中で、熱帯地方から数多くの種子をこの地に運び、食用・薬用としての有用性を調査する場にしていました。
戦後は、林業試験場がその役割を引き継ぎ、今も研究・教育機関として植物園を管理しています。植物の種類は2000種以上あるそう。
園内はゆったりとした時が流れています。お散歩をするおばあさん。お気に入りスポットで太極拳をするおじいさん。ガイドさんの説明に耳を傾ける小学生。
犬のお散歩をしているご婦人。緑の中に色々な人の生活の片鱗が見え、興味深いです。
何といっても「台湾らしいな」と思うのは、道の両脇にそびえ立つ大きなヤシの木。「ダイオウヤシ」という名前で、寒さに弱いため、日本では沖縄あたりでないと生育できないそうですが、台北では伸び伸びと元気に育っています。
植物園の中心部には赤い屋根が特徴の建物「布政使司文物館」があります。台北市指定の旧跡で、清朝時代に建てられた閩(ビン)南式の貴重な建築物です。
元々は今の中山堂(西門)の場所にあった広大な建物で、清朝の役員接待用として使われていた最高政府機関でした。
その後の日本統治時代には台湾総督府として、約25年間使用されていたそうです。
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ジャンル動物園・水族館
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エリア中正
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住所
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アクセスMRT松山新店線 小南門駅から徒歩約3分
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電話番号+886-2-2303-9978
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営業時間7:00-19:00
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定休日旧正月
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。






