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ウランバートル (モンゴル) ホテルの現地クチコミ

現地のプロ(2人)詳細

山本 千夏 (モンゴル語通訳コーディネーター、遊牧民企業家)

共産主義国時代に建てられた重厚なホテル、セレブな気分を味わえます

  • 定番人気

空港からウランバートル市内中心部に入るための平和橋を渡ると左手に見えてくるのがバヤンゴルホテルです。
モンゴルの老舗ホテルの一つで、2016年に開催されるASEMアジア欧州会合の公式ホテルに指定されている5つ星ホテルです。
ホテルの構造が特徴的で、南側にあるA棟、北側にあるB棟の間に体育館のような巨大レストランがあります。

共産主義国時代に建てられた重厚なホテルで、部屋の中は広々としていて、シングルルームでもベッドはクィーンサイズでゆったりとしています。

欧米人ビジネスマンにはもちろん、日本人の団体旅行で人気の高級ホテルです。
モンゴル国内での需要は高く、ウランバートルの若者たちにとって、大学の卒業パーティーや結婚披露宴で大宴会場を使うのは一生の思い出に残るステイタス。

A棟にはイタリア料理レストラン、大宴会場となる体育館のようなレストランは西洋料理、つなぎの廊下にあるカサブランカは東南アジアを中心としたエスニック料理、B棟2階にはモンゴル料理と西洋料理のレストランがあり、忙しいビジネスマンやタイトなスケジュールでホテルの中で食事を済ませたいという旅行者のニーズにこたえてくれます。

B棟ロビー脇には、サッポロという名前の日本の基礎化粧品やシャンプー・コンディショナーやお土産品を取り扱っているお店もあります。

全室Wifi、エアコン完備。ふわふわでセレブ気分を味わえる真っ白なバスローブはぜひお風呂上りにきていただきたい。
部屋の予約時にバスタブの有無を確認しないとシャワーだけの部屋になることもありますからご注意ください。

所在地:Chinggis Khan Avenue 05, Ulaanbaatar 14251, Mongolia
電話:11 31 2255(英語可)
クレジットカード:各種使用可
全室Wifi、エアコン完備 朝食付き

取材日:2016年5月25日

UB Walker (フリーライター&海外ボランティア現地コーディネーター)

旧社会主義時代の雰囲気を残す老舗「バヤンゴルホテル」

  • 穴場
  • 地元っ子に人気

スフバートル広場から歩いて5~6分、ザイサンへ向かう道の途中右手に、A棟B棟二つのビル群に別れて立っているのがバヤンゴルホテルです。この建物はまだ旧社会主義時代の1960年代に建てられたもので、ウランバートルの老舗ホテルの一つです。2年ほど前に全館リニューアルで大規模な改装工事がされ、ロビーや各部屋もこぎれいになっています。

スタンダードの部屋は、バスタブがある部屋とシャワーのみの部屋があるので、指定した方がいいです。ただ、バスタブといってもかなり浅めで、お湯をためてゆっくり浸かるという作りにはなっていません。基本、シャワーと思っていた方がよいでしょう。アップグレードすると、ジャグジー付の豪華な部屋もあります。

改装済みとは言っても、全体的にアンティークな雰囲気が漂っています。この古さを社会主義時代の名残と割り切って楽しめる方にはよいと思います。

朝食を取るレストランには、このレストランの名前の由来にもなっている「One day in Mongolia」というモンゴルでは知られている絵の模写が飾ってあり、ここかしこに40年代、50年代の白黒写真などもあって、モンゴルの古き社会主義時代を垣間見るには面白いと思います。近くにKFCやレストランがあって便利です。館内Wi-fiあり。クレジットカードは全般OK。スタッフは気さくで親切です。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。