インターラーケンの西駅と東駅を結ぶメインストリートを歩くと、
ヘーエマッテと呼ばれる広大な敷地が現れます。
そしてお天気が良ければ、手前の山の間から名峰ユングフラウの優美な姿を現します。
特に夕焼けに赤く染まる様子が印象的です。
インターラーケンの町の地図を見ても、そこだけポッカリと穴が開いたように見えます。
町の一等地でありながら、ホテルもレストランもお土産店も建っていません。
町の条例で新しい建物の建築が規制されているためです。
そのおかげで道行く人はみなインターラーケンからユングフラウの景観を楽しむことができるのです。
緑の牧草に覆われているので、町の中に忽然と現れたゴルフ場と間違えてしまうかも!
町歩きに疲れたら、ここのベンチに腰を下ろしてゆっくりしましょう。
スイスではパラグライダーがとても人気の高いスポーツで、インターラーケンでも盛んに行われています。
背後の山から飛び立ち、このヘーエマッテに着地するライダーを見るかもしれません。
昔土地の人に聞いた話ですが、草を食んでいた牛の背中に着地した人もいたとか。
きっと牛もビックリしたことでしょう。
メインストリートを挟んでヘーヘマッテの反対側には、
インターラーケンの高級ホテル、ヴィクトリア・ユングフラウとメトロポールが建っています。
ヘーエマッテ側のお部屋は抜群の眺めに違いありません。
Hoehematte ヘーエマッテ
名峰ユングフラウが優美な姿を見せる憩いの広場
- 投稿日2015/04/02
街のど真ん中の広大な公園
- 投稿日2015/03/23
ヘーエマッテはインターラーケンの街のど真ん中にある14ヘクタールにも及ぶ広さを持つ公園で、地元住民だけではなく観光客にとっても憩いの場所。
春から夏にかけては花が綺麗に咲き、遠くにみえる雪をかぶったユングフラウを見ながらピクニックというのもオススメ。
たまにハンググライダーやパラグライダーが着陸してきたり、牧草地でもあるので放牧された牛の糞が落ちていたりするので注意。
この公園の由来は諸説あるものの、ヴィクトリア・ユングフラウ・グランドホテルが開業する際にユングフラウの眺望を確保するために平地にしたという説が有力。
Photo by John Lillis
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ジャンル国立公園
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エリアインターラーケン
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住所
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アクセスInterlaken Ost 駅から徒歩約15分
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営業時間通行自由
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定休日なし
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。