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アジアとヨーロッパ、2つの顔を持つ街
トルコ北西部、アジアとヨーロッパにまたがるトルコ最大の都市。ブルー・モスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿など、必見スポットが集まる旧市街を中心に世界遺産に登録されている。かつてビサンチン帝国とオスマン帝国の都として繁栄した歴史を伝える文化遺産が数多く残っている。
アジアサイドとヨーロッパサイドの間に横たわるボスポラス海峡でのクルージングも人気。街が夕陽に染まる様子は格別。
奇岩群が広がる、世界にふたつとない風景
標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に100キロメートル近くにわたって岩石地帯が広がるカッパドキア。キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる景観はまさに圧巻。柔らかい地層と硬い地層が重なり合い、侵食を繰り返して生み出された神秘的な風景が広がる。
かつて、イスラムの迫害や弾圧から逃れたキリスト教徒が暮らした地下都市や洞窟に造られた教会に描かれた見事なフレスコ画も見どころ。
自然が生んだ真っ白な「綿の城」
パムッカレとはトルコ語で「綿の城」という意味。温泉の石灰分が長い時間をかけて凝結し、一面真っ白な石灰棚を作り上げた。石灰棚は長さ3km、厚さ300m。朝陽には青白く、夕陽には赤く照らされて輝く様子は幻想的な美しさ。夜間はライトアップされ、さらに美しさを増す。
遊歩道が整備されており、歩いて登ることができる。石灰棚保護のため、遊歩道は裸足で歩く。流れる温泉の上を、大自然を感じながら歩こう。
ギリシャ語で「岩」を意味する、ナバタイ人の古都
古代アラブ人、ナバタイ人によって造られた都市。ペトラはギリシャ語で岩を意味し、その名のとおり、岩をくりぬいて造った多くの建物群に圧倒される。岩肌は様々な色をしており、特に早朝と夕方は幻想的な赤色に染まる。特に有名なエル・ハズネは微妙な光の違いによって1日に50色ものバラ色を見せるとも言われる。
多数の遺跡が点在するペトラ遺跡。見学時間はたっぷり取りたい。トレッキングコースを行く場合は、十分な装備とガイドの用意をおすすめ。
最終更新日:2015年12月15日