マリエン広場

マリエン広場はドイツのミュンヘンにある広場。いくつもの大通りがここから延びており、観光やショッピングの起点にもなっているミュンヘンの中心地です。広場の中心には、17世紀に三十年戦争下でのスウェーデン占領が終わったのを祝し建てられたマリア像があり、マリエン広場という名前の由来にもなっています。

広場の前には20世紀初頭に建てられたネオゴシック様式の新市庁舎があり、その正面に設置された仕掛け時計は必見。時計には等身大の人形が飾られており、人形たちが踊り出す毎日11時と正午（3～10月は17時も）が近づくと、新市庁舎前には大勢の人が集まります。

サッカーチーム、FCバイエルン・ミュンヘンの優勝祝賀会をはじめ、さまざまなイベントの開催地にもなっているマリエン広場。中でも有名なのがクリストキンドルマルクトと呼ばれる伝統的なクリスマスマーケットで、期間中は市庁舎のバルコニーから毎日アルペン地方のクリスマス音楽が奏でられます。

歩行者天国のスタート地点であり、バイエルン国立歌劇場をはじめとしたミュンヘンが誇る観光名所へも徒歩圏内。行き交う人々を眺めながらゆったりとコーヒーを楽しむこともできる、憩いの場として親しまれているスポットです。 閉じる