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- ベファーナ(BEFANA)とは?
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア
- テーマ:お祭り・イベント 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2011/01/06 16:54
- コメント(0)
今日は1月6日。イタリアではエピファニア(Epifania)の祝日。
エピファニアとは・・
ギリシャ語でエピファネイア(現れ、奇跡的現象の意味)
の、公現祭は人としてこの世に現れたイエス・キリストが
神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日。
クリスマスに誕生したキリストを東方の三博士が拝みに来た日。
ところが、このエピファニアの祝日に欠かせないベファーナ
(Befana)。
ベファーナとは・・
ベファーナと呼ばれる魔法使いのおばあさんのこと。
このあまり綺麗ではないおばあさんは、空飛ぶ魔法の
ほうきに乗って、子供がいる家すべてを訪れます。
良い子にはトッローネと呼ばれるお菓子等を、悪い子に
は炭を靴下の中に入れていきます。
このベファーナの起源は実はよく知られていないそうです。
なぜエピファニアの日にベファーナがセットになっているのか
それも謎。
とにかく、子供達にとって楽しみなこの日にベファーナの存在は
欠かせません。
クリスマスが終わって、年が明けて、この時期になると町のあちら
こちらにお菓子を量り売りで売る露店がでます。
好きな入れ物に(靴下型が主流?)お菓子を詰めてもらいます。
今年私が貰ったのはこれ!
イタリアで流行っているキティちゃんの靴下に入ってます。
5つ指になってるのでこの冬、お家で活躍しそう。笑
お菓子がぎっしり!
よ〜く見たら、中に「炭」のお菓子が!
包装の袋にベファーナのおばあさんがほうきに乗っている
デザインがあります。笑
良い子にはお菓子を・・でしたよね?苦笑
エピファニアとは・・
ギリシャ語でエピファネイア(現れ、奇跡的現象の意味)
の、公現祭は人としてこの世に現れたイエス・キリストが
神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日。
クリスマスに誕生したキリストを東方の三博士が拝みに来た日。
ところが、このエピファニアの祝日に欠かせないベファーナ
(Befana)。
ベファーナとは・・
ベファーナと呼ばれる魔法使いのおばあさんのこと。
このあまり綺麗ではないおばあさんは、空飛ぶ魔法の
ほうきに乗って、子供がいる家すべてを訪れます。
良い子にはトッローネと呼ばれるお菓子等を、悪い子に
は炭を靴下の中に入れていきます。
このベファーナの起源は実はよく知られていないそうです。
なぜエピファニアの日にベファーナがセットになっているのか
それも謎。
とにかく、子供達にとって楽しみなこの日にベファーナの存在は
欠かせません。
クリスマスが終わって、年が明けて、この時期になると町のあちら
こちらにお菓子を量り売りで売る露店がでます。
好きな入れ物に(靴下型が主流?)お菓子を詰めてもらいます。
今年私が貰ったのはこれ!
イタリアで流行っているキティちゃんの靴下に入ってます。
5つ指になってるのでこの冬、お家で活躍しそう。笑
お菓子がぎっしり!
よ〜く見たら、中に「炭」のお菓子が!
包装の袋にベファーナのおばあさんがほうきに乗っている
デザインがあります。笑
良い子にはお菓子を・・でしたよね?苦笑
- タグ:
- ベファーナ イタリア 祝日 エピファニア
- イタリアで早くもSALDI(バーゲン)始まりました
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア
- テーマ:観光地 お祭り・イベント
- 投稿日:2011/01/04 00:52
- コメント(0)
明けましておめでとうございます!
イタリアでは年が明けた途端普通の生活に戻っています。
さて、そんな1月2日早々にイタリアでSALDI(サルディ)
バーゲンが始まりました!
まずはイタリアの南部からパレルモをはじめシチリア州、
ナポリをはじめカンパーニア州、バジリカータ州、
カラブリア州。
他の大都市 ローマ、ミラノ、ボローニャ、ヴェネツィア、
フィレンツェ、トリノ、ジェノヴァなどでは1月6日からです。
最後に始まるのは例年通りアオスタ州だそうです。
サルディで気をつけて欲しいのは、値引きをしたように
見せかけていたり、古い在庫を並べるところもあるようです。
元の金額を覚えていれば文句を言えますが、覚えていない場合は
そうもいきませんよね・・とにかく良く見て購入しましょう!
クリスマス前に購入を控えていた人達もここぞとばかりに購入
意欲満々のようで、トップブランドのお店にも長蛇の列ができている
ようです。
イタリアでは年が明けた途端普通の生活に戻っています。
さて、そんな1月2日早々にイタリアでSALDI(サルディ)
バーゲンが始まりました!
まずはイタリアの南部からパレルモをはじめシチリア州、
ナポリをはじめカンパーニア州、バジリカータ州、
カラブリア州。
他の大都市 ローマ、ミラノ、ボローニャ、ヴェネツィア、
フィレンツェ、トリノ、ジェノヴァなどでは1月6日からです。
最後に始まるのは例年通りアオスタ州だそうです。
サルディで気をつけて欲しいのは、値引きをしたように
見せかけていたり、古い在庫を並べるところもあるようです。
元の金額を覚えていれば文句を言えますが、覚えていない場合は
そうもいきませんよね・・とにかく良く見て購入しましょう!
クリスマス前に購入を控えていた人達もここぞとばかりに購入
意欲満々のようで、トップブランドのお店にも長蛇の列ができている
ようです。
- タグ:
- イタリア サルディ SALDI バーゲン
ブログを更新しなくてはと思いつつ・・すっかり
更新をさぼってしまいました。年内になんとか!
と思っていたのに日本は既に2011年を迎えてしまいました。
イタリアはまだ12月31日の夕方です。
大晦日といえば・・イタリアではクリスマスは家族と、
大晦日のカウントダウンは友達と過ごすというのが一般的の
ようです。ホームパーティを開いたり、レストランで食事を
したり、旅先で過ごしたり と各自ワクワクする予定を立て
ています。
大晦日の晩餐に欠かせない料理。
Cotechino(コテキーノ)もしくはZampone(ザンポーネ)の
Lenticchie(レンテッィキ=エレンズ豆)添え
というのも日本でいう「年越しそば」的な翌年の福を祝う
伝統的なお料理なのです。
Q. コテキーノ(Cotechino)、ザンポーネ(Zampone)って何?
A. 豚肉のミンチを詰めたものですが、この詰め物を包む材料
が違います。コテキーノは腸に詰めたもの、ザンポーネは「豚
の前足」の皮に詰めたものです。
ザンポーネは見た目がかなりグロいです。
コテキーノ、ザンポーネの料理には、レンズ豆を付け合せるの
が定番になっています。レンズ豆は「福を呼ぶ」、「お金」を
意味しているので、縁起をかついで食べるお料理なのです。
日本では縁起を担いだり、迷信がありますが、イタリアも負け
ていません。結構そういったところでは似ている気がします。
お料理だけでなく、大晦日に欠かせない物といえば・・
イタリアでは赤い色の物を身につけて新年を迎えると幸運を
呼ぶといわれています。一番人気は下着!
年齢関係なく真っ赤な下着が飛ぶように売れるそうです。
そして欠かせないのが花火・爆竹。各地でカウントダウン前から
打ち鳴らされます。毎年問題になっているのは違法の花火や爆竹。
間違った使い方や、大砲のような花火・爆竹を使用することで
指が吹っ飛んだり、失明する事故が起きています。
せっかくの楽しいカウントダウンが暗い年明けにならないように
注意を促していますが、なかなか状況は変わらないようです。
さて、今年は更新をあまりできませんでしたが、
2011年はこまめに更新していきますので宜しくお願いします!
更新をさぼってしまいました。年内になんとか!
と思っていたのに日本は既に2011年を迎えてしまいました。
イタリアはまだ12月31日の夕方です。
大晦日といえば・・イタリアではクリスマスは家族と、
大晦日のカウントダウンは友達と過ごすというのが一般的の
ようです。ホームパーティを開いたり、レストランで食事を
したり、旅先で過ごしたり と各自ワクワクする予定を立て
ています。
大晦日の晩餐に欠かせない料理。
Cotechino(コテキーノ)もしくはZampone(ザンポーネ)の
Lenticchie(レンテッィキ=エレンズ豆)添え
というのも日本でいう「年越しそば」的な翌年の福を祝う
伝統的なお料理なのです。
Q. コテキーノ(Cotechino)、ザンポーネ(Zampone)って何?
A. 豚肉のミンチを詰めたものですが、この詰め物を包む材料
が違います。コテキーノは腸に詰めたもの、ザンポーネは「豚
の前足」の皮に詰めたものです。
ザンポーネは見た目がかなりグロいです。
コテキーノ、ザンポーネの料理には、レンズ豆を付け合せるの
が定番になっています。レンズ豆は「福を呼ぶ」、「お金」を
意味しているので、縁起をかついで食べるお料理なのです。
日本では縁起を担いだり、迷信がありますが、イタリアも負け
ていません。結構そういったところでは似ている気がします。
お料理だけでなく、大晦日に欠かせない物といえば・・
イタリアでは赤い色の物を身につけて新年を迎えると幸運を
呼ぶといわれています。一番人気は下着!
年齢関係なく真っ赤な下着が飛ぶように売れるそうです。
そして欠かせないのが花火・爆竹。各地でカウントダウン前から
打ち鳴らされます。毎年問題になっているのは違法の花火や爆竹。
間違った使い方や、大砲のような花火・爆竹を使用することで
指が吹っ飛んだり、失明する事故が起きています。
せっかくの楽しいカウントダウンが暗い年明けにならないように
注意を促していますが、なかなか状況は変わらないようです。
さて、今年は更新をあまりできませんでしたが、
2011年はこまめに更新していきますので宜しくお願いします!
- タグ:
- イタリア 大晦日 カウントダウン 伝統
- インフィオラータ「花の絨毯祭り」@ジェンツァーノ
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ジェンザーノ
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2010/06/03 20:44
- コメント(0)
インフィオラータ(L'infiolata)「花の絨毯祭り」@ジェンツァーノ
花びらが道に敷き詰められて、まるで「花で作られた絨毯」で知られる
インフィオラータという祭りは、実は13世紀頃始まった聖体の祝日
(Corpus Dominiコルプス・ドミニ)に大きく由来しています。
この聖体の祝日が制定されたのは、オルヴィエートの大聖堂を建設する
きっかけになった「ボルセーナの奇跡(1263年)」に由来します。
(注)ボルセーナの奇跡:
司祭がミサの最中に、パンは「キリストの身体(肉)」、ワインは
「キリストの血」ということに疑問を持ったその時に、2つに割った
聖体(パン)からキリストの血が流れ出て聖体布を染めた。
この「ボルセーナの奇跡」によって、1264年には聖体の祝日が制定
されました。
キリストの聖体に敬意を示すために、聖体が通る道に花びらを撒いた
ことから各地でこれが習慣になり、聖体の祝日には信者の行列の際に
花びらを撒いたり、また花びらを使った艶やかな絨毯が作られるように
なりました。
その代表的な例が
ローマ近郊の町 Genzano di Roma (ジェンツァーノ・ディ・ローマ)
今年2010年は6月12日、13日、14日開催予定
坂道に作られる花の絨毯は圧巻です。
ぜひこの時期ローマに近郊にいらっしゃるならお立ち寄りください!
花びらが道に敷き詰められて、まるで「花で作られた絨毯」で知られる
インフィオラータという祭りは、実は13世紀頃始まった聖体の祝日
(Corpus Dominiコルプス・ドミニ)に大きく由来しています。
この聖体の祝日が制定されたのは、オルヴィエートの大聖堂を建設する
きっかけになった「ボルセーナの奇跡(1263年)」に由来します。
(注)ボルセーナの奇跡:
司祭がミサの最中に、パンは「キリストの身体(肉)」、ワインは
「キリストの血」ということに疑問を持ったその時に、2つに割った
聖体(パン)からキリストの血が流れ出て聖体布を染めた。
この「ボルセーナの奇跡」によって、1264年には聖体の祝日が制定
されました。
キリストの聖体に敬意を示すために、聖体が通る道に花びらを撒いた
ことから各地でこれが習慣になり、聖体の祝日には信者の行列の際に
花びらを撒いたり、また花びらを使った艶やかな絨毯が作られるように
なりました。
その代表的な例が
ローマ近郊の町 Genzano di Roma (ジェンツァーノ・ディ・ローマ)
今年2010年は6月12日、13日、14日開催予定
坂道に作られる花の絨毯は圧巻です。
ぜひこの時期ローマに近郊にいらっしゃるならお立ち寄りください!
- タグ:
- ジェンツァーノ 花の絨毯 聖体の祝日 インフィオラータ
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