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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア > ナポリ
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
スパッカ・ナポリの細い路地裏の一角、ひっそりと建つサン・セヴェーロ礼拝堂。
祭壇の前には世界的に有名な彫刻「ヴェールに包まれたキリスト」(1752年ジュゼッペ・サンマルティーノ作)があります。
写真:サン・セヴェーロ礼拝堂公式HPより
「ヴェールを掛けられた死せるキリスト」とも呼ばれ、透き通るような大理石が滑らかな質感と冷たさを表現し、大理石の模様がまるで血管のように見える。
思わず触れてみたくなる精巧な彫刻です。
主祭壇にはフランチェスコ・セレブラーノ作「キリスト降架」、堂内には10体の美徳の女神像があり、左角柱にはバラの花と石碑をもった女性がすっぽりとベールをかぶった大理石像、アントニオ・コッラディーニ作「ヴェールに包まれた謙譲 」(1752年)
反対側にはフランチェスコ・クエイローロの代表作、太いロープで編んだ網を頭からかぶった男「暴かれた欺瞞」(1752年)絡みつくようなロープの精巧な作りは必見。
ナポリに来る前にはトレヴィの泉を飾る「秋の寓意像」を制作しています。
そして右側の階段を下りた地下室には、血管だけを残した人体像や解剖危惧も展示。
科学者であり文学者であったライモンド公は錬金術師だったとも言われており、この地下室で密かに解剖実験を行っていたそうです。
サン・セヴェーロ礼拝堂は、1749年にサン・セヴェーロ公であったラインモンド・ディ・サングロが、一族が廟墓として建設した礼拝堂に装飾を施し再建したもので、現在は美術館として機能しています。
サン・セヴェーロ礼拝堂-Museo Capella Sansevero-
http://www.museosansevero.it/index.php
住所 Via De Sanctis 19
祭壇の前には世界的に有名な彫刻「ヴェールに包まれたキリスト」(1752年ジュゼッペ・サンマルティーノ作)があります。
写真:サン・セヴェーロ礼拝堂公式HPより
「ヴェールを掛けられた死せるキリスト」とも呼ばれ、透き通るような大理石が滑らかな質感と冷たさを表現し、大理石の模様がまるで血管のように見える。
思わず触れてみたくなる精巧な彫刻です。
主祭壇にはフランチェスコ・セレブラーノ作「キリスト降架」、堂内には10体の美徳の女神像があり、左角柱にはバラの花と石碑をもった女性がすっぽりとベールをかぶった大理石像、アントニオ・コッラディーニ作「ヴェールに包まれた謙譲 」(1752年)
反対側にはフランチェスコ・クエイローロの代表作、太いロープで編んだ網を頭からかぶった男「暴かれた欺瞞」(1752年)絡みつくようなロープの精巧な作りは必見。
ナポリに来る前にはトレヴィの泉を飾る「秋の寓意像」を制作しています。
そして右側の階段を下りた地下室には、血管だけを残した人体像や解剖危惧も展示。
科学者であり文学者であったライモンド公は錬金術師だったとも言われており、この地下室で密かに解剖実験を行っていたそうです。
サン・セヴェーロ礼拝堂は、1749年にサン・セヴェーロ公であったラインモンド・ディ・サングロが、一族が廟墓として建設した礼拝堂に装飾を施し再建したもので、現在は美術館として機能しています。
サン・セヴェーロ礼拝堂-Museo Capella Sansevero-
http://www.museosansevero.it/index.php
住所 Via De Sanctis 19
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