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【アンコール朝黄金期、バンテアイ・チュマール遺跡】旅ぷら的観光地紹介Vo4

2015/07/11 11:04
1
エリア:
  • アジア > カンボジア > シェムリアップ
テーマ:
  • 観光地
  • / 歴史・文化・芸術
1. バンテアイ・チュマールの位置

「バンテアイ・チュマール」はシェムリアップから北西に約110km、
ダンレック山脈に程近い場所に位置しています。
この場所はタイとの国境にも近く、カンボジアの中でも、
最も行くことが困難な遺跡の一つとなっております。
まだまだ周辺には撤去されていない地雷が数多く残り、治安も悪いため、
しかるべきガイドの同行が必要な場所です。

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2.どんな遺跡?

バンテアイ・チュマールはアンコール朝の黄金期を築いた「ジャヤヴァルマン7世」が
13世紀初めに息子の菩提を弔うために建てた仏教寺院です。

タイ北部には「ピーマイ」というアンコール朝の遺跡があります。
この「ピーマイ」と「アンコール(バイヨン)」を結ぶ古道の近くに建立されています。
遺跡の東側には何か池のようなものがあります。
この池は「バライ」と呼ばれる貯水池で、なんと東西約1,600m、南北約750mもあります。
また東西約800m、南北約600mという広大な敷地内に寺院があり、東向きに建てられています。
さらにこの寺院の周りには「環濠」があり、周囲から隔離された雰囲気が漂っています。

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3. 見所は?

このバンテアイ・チュマールは前述の通り、ジャヤヴァルマン7世が建立した寺院ですが、
彼は「アンコール・トム」の建立でも有名です。
そしてアンコール・トムと同様にこの寺院にもバイヨンによく似た四方に人面を配した塔が
存在しております。

回廊があったとされる場所には、観世音菩薩(千手観音)のレリーフや、
クメール軍とチャンパ軍の戦いのレリーフがあります。

また、両者の戦い以外にも内乱を描いたレリーフや、王宮内の暮らしを描いたレリーフもあります。
ただ、かなり保存状態が悪く、荒れ果ててしまっているのが現状です。

しかしながら、よく遺跡内を見てみると、美しい「ガルーダ」や「ブラフマー神」の
レリーフが残されています。

また、その他にもジャヤヴァルマン7世が息子の菩提を弔うための仏教寺院ということから、
息子の姿も描かれています。この息子は大臣との戦いに負けて亡くなったといわれておりますが、
レリーフでは果敢に戦っています。敵の姿は、なんとモンスターとして描かれています。

このモンスターと戦う息子のレリーフが芸術的にも素晴らしく、
特にモンスターの頭部の彫りが実に細かく見事です。もっと有名になってもいいレリーフかもしれません。

ポルポト時代の内戦と、その後の盗掘により荒れ果ててしまい、瓦礫の山といっていい状態ですが、
チャンパ軍との戦いや美しい千手観音のレリーフは実に見ごたえがあります。

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4. 現在の遺跡の様子

この寺院は、周囲に地雷が残り、観光など到底無理と言われていました。
現地ガイドによれば「個人旅行者も少しづつ増えてきているけれども、周囲の治安が悪く、
まだ個人旅行を勧められる状態ではない」と口をそろえて言います。

仮に個人で訪れても、ここまで寺院内部が荒れ果てているとガイドなしの観光は難しく、まだまだ危険です。それでも、荒れ果てた寺院には美しいデバターのレリーフが残っていたりします。
このように危険な状態まで寺院が破壊されているのはポルポト時代の内戦もあるものの、
何よりも盗掘といわれております。美しい像を盗むために周囲を壊してしまうケースが多くなっております。アンコール朝のレリーフは美しいので、高く売れるため盗掘が絶えません。
カンボジアでは盗掘対策が課題となっていますが、まだまだ貧しく、
お金のために民族の宝を盗む人が絶えないというという悲しい現実が背景にあります。

その一方で寺院近くのバライ(貯水池)では地元の子供たちが無邪気に水遊びをしています。
また寺院敷地内ではお線香も焚かれており、人々の信仰の厚さが伺えます。
こうした素朴なカンボジアらしさが垣間見えるのも、この「バンテアイ・チュマール」の
魅力なのかもしれません。


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タグ:
カンボジア
バンテアイチュマール
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