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エリア:
- アジア > カンボジア > シェムリアップ
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テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
ソックサバーイ!
こんばんは。
今日もシェムリアップからお送りしますー!
お盆休みに入り、
毎日多くの方にツアーにご参加頂いています。
みなさま、ありがとうございます!
是非最後までカンボジア旅行を楽しんで下さいね^^
さて今回は、【旅ぷら的観光地紹介Vo9】と言うことで、
カンボジアの第二の世界遺産である、"プレアヴィヒア寺院"に関して紹介をします。
プリア・ヴィヒアとは、タイとの国境にある寺院遺跡です。
2008年にカンボジアで2つ目に登録された、比較的新しい世界遺産です。
ダンレック山地の斜面に沿って作られているため、
山頂からカンボジアの広大な大地を見下ろす写真が有名だと思いますが、
その場所に寺院があるとはびっくりですね。
創設者はやショーヴァルマン一世で、9世紀末頃に建てられましたが、その後、
11世紀前半に大幅な改修工事が行われています。遺跡の北側はタイとの国境、
南側の山頂付近は断崖となっていて、絶景が広がっています。
プリア・ヴィヒアまでの行き方は、シェムリアップからいくつかルートがあるみたいですが、
観光客の方が一般的に利用するルートはアンロンベンを経由するルートです。
ガイドブックなどにあるように、道のりは片道250キロ程あります。
また、道も舗装されているとはいえ、
万が一に備えて四輪駆動車を使用するよう勧められています。
車酔いがある方などはご注意下さい。
シェムリアップからは片道約3時間、往復で約6時間となっていますが、
天候などよって前後するので、あくまでも目安として考えて下さい。
遺跡へ向かう途中にある村は、カンボジア政府がプレア・ヴィヒア遺跡を管理するために
作った村です。住民は以前、遺跡の周辺に住んでいましたが、強制的に移住をさせられました。
それ程この遺跡が文化的にも政治的にも重要な存在だということでしょうか。
この村には「エコ・グローバル・ミュージアム」という博物館がありますが、
これは政府が国内で初めて作った、独自の博物館となっています。
時間があれば、こちらにも寄ってみて下さい。
遺跡の構造は1〜5までの塔門が一直線上に並んでおり、それぞれの塔門を参道がつないでいます。一番奥の第五塔門にシヴァ神のレリーフがあります。
シヴァ伸とは、ヒンドゥー教に3人いる最高神の中の1人で、
踊りの神様でもあり、世界の破壊と構造を担う神様でもあります。
そのため、アンコールワット遺跡群、クメール文化とは切っても切れない関係があり、
しばしばその姿をレリーフなどで見ることができます。
寺院に着いてから最初に見える第一塔門は、2000リエル札のデザインにもなっていますので、
訪れた際には是非本物と2000リエル札を見比べて見て下さい。
第五塔門の先が、恐らく一番の目玉なのではないかと思われる断崖があります。
海抜650メートル程の断崖から見下ろす光景は、訪れた人だけが見ることのできる絶景です。
その景色によって、ここに辿り着くまでの苦労もすっかり消えてしまうほどです。
プリア・ヴィヒアはカンボジアとタイの国境にあるため、
両国は長らく領有権の問題で争っていました。
世界遺産の周辺で国同士の争いがある、というのも珍しいですね。
1962年に、国際司法裁判所はプリア・ヴィヒアをカンボジア領として認められましたが、
2008年の世界遺産登録を機により両国の緊張感が高まりました。
その後、両国軍の衝突がしばしば起こり、死傷者も出ております。
国際問題にもなりましたが、2012年8月、国境監視隊を残して撤収し、状態は安定しています。
しかし、国境付近の地雷はまだ残されたままなので、
立ち入らないようにと日本の外務省は呼びかけています。
この問題はプリア・ヴィヒア周辺の問題であって、シェムリアップ、プノンペンなど、
他の地域に影響が及ぶとは今のところ考えられていなので、
遺跡周辺の立ち入り禁止などを守っていれば、特に心配はないのでどうぞご安心下さい。
カンボジアといえばアンコールワット遺跡群が最も有名ですが、カンボジアに来たからには是非、足を伸ばしてプリア・ヴィヘア寺院遺跡を訪れて頂きたいです。
あの絶景を見ずにカンボジアを去るのはもったいないです!!
一生に一度、是非訪れてみて下さい!!
みなさまお気軽にお問い合わせを下さい♪
angkor@tnkjapan.com
Facebook:旅ぷらカンボジア
Line id:tabiplaangkor
QRコードなら一発で登録可能です!
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今日もシェムリアップからお送りしますー!
お盆休みに入り、
毎日多くの方にツアーにご参加頂いています。
みなさま、ありがとうございます!
是非最後までカンボジア旅行を楽しんで下さいね^^
さて今回は、【旅ぷら的観光地紹介Vo9】と言うことで、
カンボジアの第二の世界遺産である、"プレアヴィヒア寺院"に関して紹介をします。
プリア・ヴィヒアとは、タイとの国境にある寺院遺跡です。
2008年にカンボジアで2つ目に登録された、比較的新しい世界遺産です。
ダンレック山地の斜面に沿って作られているため、
山頂からカンボジアの広大な大地を見下ろす写真が有名だと思いますが、
その場所に寺院があるとはびっくりですね。
創設者はやショーヴァルマン一世で、9世紀末頃に建てられましたが、その後、
11世紀前半に大幅な改修工事が行われています。遺跡の北側はタイとの国境、
南側の山頂付近は断崖となっていて、絶景が広がっています。
プリア・ヴィヒアまでの行き方は、シェムリアップからいくつかルートがあるみたいですが、
観光客の方が一般的に利用するルートはアンロンベンを経由するルートです。
ガイドブックなどにあるように、道のりは片道250キロ程あります。
また、道も舗装されているとはいえ、
万が一に備えて四輪駆動車を使用するよう勧められています。
車酔いがある方などはご注意下さい。
シェムリアップからは片道約3時間、往復で約6時間となっていますが、
天候などよって前後するので、あくまでも目安として考えて下さい。
遺跡へ向かう途中にある村は、カンボジア政府がプレア・ヴィヒア遺跡を管理するために
作った村です。住民は以前、遺跡の周辺に住んでいましたが、強制的に移住をさせられました。
それ程この遺跡が文化的にも政治的にも重要な存在だということでしょうか。
この村には「エコ・グローバル・ミュージアム」という博物館がありますが、
これは政府が国内で初めて作った、独自の博物館となっています。
時間があれば、こちらにも寄ってみて下さい。
遺跡の構造は1〜5までの塔門が一直線上に並んでおり、それぞれの塔門を参道がつないでいます。一番奥の第五塔門にシヴァ神のレリーフがあります。
シヴァ伸とは、ヒンドゥー教に3人いる最高神の中の1人で、
踊りの神様でもあり、世界の破壊と構造を担う神様でもあります。
そのため、アンコールワット遺跡群、クメール文化とは切っても切れない関係があり、
しばしばその姿をレリーフなどで見ることができます。
寺院に着いてから最初に見える第一塔門は、2000リエル札のデザインにもなっていますので、
訪れた際には是非本物と2000リエル札を見比べて見て下さい。
第五塔門の先が、恐らく一番の目玉なのではないかと思われる断崖があります。
海抜650メートル程の断崖から見下ろす光景は、訪れた人だけが見ることのできる絶景です。
その景色によって、ここに辿り着くまでの苦労もすっかり消えてしまうほどです。
プリア・ヴィヒアはカンボジアとタイの国境にあるため、
両国は長らく領有権の問題で争っていました。
世界遺産の周辺で国同士の争いがある、というのも珍しいですね。
1962年に、国際司法裁判所はプリア・ヴィヒアをカンボジア領として認められましたが、
2008年の世界遺産登録を機により両国の緊張感が高まりました。
その後、両国軍の衝突がしばしば起こり、死傷者も出ております。
国際問題にもなりましたが、2012年8月、国境監視隊を残して撤収し、状態は安定しています。
しかし、国境付近の地雷はまだ残されたままなので、
立ち入らないようにと日本の外務省は呼びかけています。
この問題はプリア・ヴィヒア周辺の問題であって、シェムリアップ、プノンペンなど、
他の地域に影響が及ぶとは今のところ考えられていなので、
遺跡周辺の立ち入り禁止などを守っていれば、特に心配はないのでどうぞご安心下さい。
カンボジアといえばアンコールワット遺跡群が最も有名ですが、カンボジアに来たからには是非、足を伸ばしてプリア・ヴィヘア寺院遺跡を訪れて頂きたいです。
あの絶景を見ずにカンボジアを去るのはもったいないです!!
一生に一度、是非訪れてみて下さい!!
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