本場所開催中に、力士の幟(のぼり)がズラリと並ぶさまが圧巻の両国国技館。1985(昭和60)年の初場所以来、数々の名勝負が繰り広げられてきた大相撲の殿堂です。建物は地上2階、地下1階で、目の前の国技館通りに
本場所開催中に、力士の幟(のぼり)がズラリと並ぶさまが圧巻の両国国技館。1985(昭和60)年の初場所以来、数々の名勝負が繰り広げられてきた大相撲の殿堂です。建物は地上2階、地下1階で、目の前の国技館通りには土俵入りする力士像が点在し、相撲の街の雰囲気が感じられます。
年6場所ある本場所のうち、1月、5月、9月の3場所が開催。場所中は1・2階のホールに1万人以上の観客の熱狂が広がります。本場所開催中は、入場券を持っていれば取組を午前中から観覧可能。序ノ口とよばれる若手力士たちの取組にはじまり、幕下、十両、幕内と時間を追うごとに迫力の取組が見られます。
館内には食事処やちゃんこコーナー、軽食喫茶があり、食事や休憩にも困りません。外に出て食事などをしたい場合には、手続きをすれば1回だけ再入場できます。
国技館に併設されている相撲博物館もぜひ見学を。大相撲の歴史に関する博物館で、番付や歴代力士の錦絵、化粧まわしなどを展示しています。相撲ファンならずとも、江戸時代から続く相撲の歴史に興味をそそられるでしょう。本場所中は当日の入場券を持っていれば入館できます。