花山院菩提寺(かざんいんぼだいじ)は、兵庫県三田市尼寺の東光山にある真言宗の寺院です。651(白雉2)年、法道仙人(ほうどうせんにん)によって開かれたと伝わります。寺伝によると、西国三十三所(さいごくさんじ
花山院菩提寺(かざんいんぼだいじ)は、兵庫県三田市尼寺の東光山にある真言宗の寺院です。651(白雉2)年、法道仙人(ほうどうせんにん)によって開かれたと伝わります。寺伝によると、西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)巡礼を中興して世に広めた花山法皇が隠棲した地で、そのゆかりから西国三十三所の番外札所となっています。寺名には、花山法皇の菩提を祈るという意味が込められています。
境内には、花山法皇をまつる花山法皇殿と、本尊の薬師如来をまつる薬師堂という二つの本堂があります。また、境内には、寺が「花山法皇御廟所(かざんほうおうごびょうしょ)」と案内する場所もあります。なお、宮内庁が花山天皇の陵として治定している「紙屋川上陵(かみやがわのほとりのみささぎ)」は京都市にあります。
祖父、祖母、父、母、子供、結び、賢者の七体からなる「幸せの七地蔵尊」も特徴の一つです。それぞれ家庭や縁、未来、知恵などに関わる願いが込められ、差し出された手を握って祈願できます。
山上の展望所からは、有馬富士や三田市街を望むことができ、天候に恵まれれば瀬戸内海方面まで見渡せます。春から初夏の新緑や秋の紅葉など、季節によって移り変わる山寺の景観も楽しめます。山あいの落ち着いた境内を巡りながら、花山法皇にまつわる伝承と自然に触れられる寺院です。