佃天台地蔵尊(つくだてんだいじぞうそん)は、東京都中央区佃の住宅地に残る、細い路地の奥にまつられた地蔵尊です。堂内には、平らな自然石に地蔵菩薩の姿が線刻されており、奉納提灯や供花から、今も信仰が受け継がれて
佃天台地蔵尊(つくだてんだいじぞうそん)は、東京都中央区佃の住宅地に残る、細い路地の奥にまつられた地蔵尊です。堂内には、平らな自然石に地蔵菩薩の姿が線刻されており、奉納提灯や供花から、今も信仰が受け継がれていることがうかがえます。
地元では、かつて川に囲まれていた佃島で、子どもたちの水難除けを願って建てられたと伝えられています。子どもの健やかな成長をはじめ、長寿延命、家内安全、諸願成就を願う地蔵尊として、地域の人々に信仰されてきました。
堂内でひときわ目を引くのが、屋根を貫くように伸びる大きなイチョウです。高層マンションと昔ながらの路地が共存する佃の一角に、静かな祈りの空間が残されています。秋には黄葉が路地を彩り、季節の移ろいも感じられます。住吉神社や佃の町並みを巡る散策の途中に立ち寄れる場所です。