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アムステルダム (オランダ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Rijksmuseum Amsterdam アムステルダム国立美術館

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

アムステルダムの観光で外せない美術館。2013年にリニューアルオープンしました。

  • 観光おすすめ
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アムステルダム中央駅からトラムで15分ほど、有名な「I amsterdam」の文字が建つミュージアム広場に面しています。
堂々たる建物は1885年に建てられました。設計はアムステルダム中央駅と同じく、カイペレスという建築家が手掛けました。

そもそも国立博物館は、17世紀のオランダ絵画を中心とした作品が充実していますが、リニューアルオープンを期に、新たにアジア館が設立されました。日本の仁王像が目玉として展示されています。

10年間にも及ぶ長い改修工事を終え、大幅に若返った博物館。その建物の中央を公道が貫き、ひっきりなしに自転車が通っていて、とても驚きます。

さて、いよいよ展示室へと行きましょう。2階の展示室は画家ごとに作品が飾られています。最大の注目は、日本にもファンが大勢いるフェルメールでしょうか。ここには4点所蔵されていて同じ部屋に並んでいます。有名なのは「牛乳を注ぐ女」でしょうか。「青衣の女」は改修工事の間に修復され、とてもきれいに明るくなって登場しています。

もうひとつ、見逃せないのはレンブラントの大作「夜警」です。
遠くからでもそれとわかる絵で、絵の前にはいつでもたくさんの人が集っています。どれだけ大きな作品かは、実際に観てはじめてわかることですね。
絵の前に置いてある解説図と作品をよく見比べてください。
この絵も何度か、修復されています。日本の技術者もその作業に協力をしています。同じフロアにはデルフトの陶器や精巧なドールハウスも展示されています。

新しくなった美術館でぜひお勧めしたいのは館内にあるカフェです。明るくモダンなカフェでは、おいしい食事も楽しむことができます。観光で疲れてちょっと休みたい時など、ここのカフェとショップは入場チケットがなくても利用できますから立ち寄ってみてはどうでしょうか。

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【現地クチコミ事務局よりお知らせ】
アムステルダム国立美術館では、2019年7月よりレンブラント作「夜警」の修復作業が行われています。
ガラス張りの作業室外から修復中の様子を見学することは可能とのことです。

同時期に訪問予定の方はご注意ください。

2024年4月 現地クチコミ事務局
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加藤 之英 (エンジニア)

世界三大絵画「夜警」は必見!

  • 観光おすすめ
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ヨーロッパ初の美術館専用の建築として1885年に開館したオランダ最大の美術館。設計者はアムステルダム中央駅も手掛けたペトルス・カイバース。アムステルダム中央駅は東京駅八重洲口のモデルにもなっています。

10年にわたる改修工事を終え、2013年4月に再オープン!式典にはオランダのベアトリクス女王(当時)も出席されました。この改修によって、広大な面積を持つ本館がオープンとなり作品の大幅な配置換えを行いました。見学には少なくとも2時間は必要で、じっくりとすべて見るには半日と考えてください。

17世紀オランダ絵画のコレクションをはじめ、日本を含めたアジアの彫刻や仏像、デルフト陶器、宝飾品、ドールハウス、帆船の模型など様々な芸術作品を展示しています。

この美術館の素晴らしいのは、来館者に対して制限がほとんどないこと。
フラッシュなしの撮影OK。柵がないので間近で絵を見ることができます。また、ほとんどの絵画には保護ガラスがないので余分な光の反射などなく、自然の状態で絵を鑑賞することができます。

必見は「世界三大絵画」の1つでもあるレンブラントの「夜警(Nachtwacht)」です。1642年に制作された363 cm × 437 cmの大作です。一人一人の登場人物に意味がありますので、ガイドブック、オーディオガイダンス等で解説を聞きながら見るとよいでしょう。
また生涯で36作品と寡作だったフェルメールの「恋文」、「牛乳を注ぐ女」もおすすめです。触れるほど近くでじっくりと見てください。
アジアの彫刻のエリアには、日本の貴重な仏像が多数あり、コレクションの豊富さに驚かされます。
2014年に日本でも公開された映画「みんなのアムステルダム国立美術館へ」を観てから来るとさらに興味が深まることでしょう。

アクセス :トラム2番、5番Rijksmuseum下車すぐ。またはライツェ広場から徒歩5分

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。