アテネの3大老舗ルクマデス店のうち2つをピックアップしていますが、一般的なルクマデスとは一線を画すのがクティスタキスのルクマデス。
普通のルクマデスは上に蜂蜜シロップがかかっているのに対し、クティスタキスのはパッと見なにもかかってないよう。色よく揚がった一口サイズのルクマデスは、噛むとジュワッとシロップが沁み出し、とても甘いけれど癖になる味です。
メニューはルクマデスのみという潔さもいいです。1人前は10個で3.3ユーロ。
一般的なルクマデスはできたてを食べないと味が著しく落ちてしまうのですが、クティスタキスのルクマデスは冷めても美味しいため、遠くから買いに来てテイクアウトするファンも多いそう。量り売りで買うこともでき、1キロあたり18ユーロです。
レトロな雰囲気のこのお店は、ウィンドウに「ハニアのルクマデス」と書かれています。果たしてクレタ島のハニアでこのタイプのルクマデスがよく作られるのかはわかりませんが、創業者が1912年にハニアで小さなルクマデス屋を開いた当時の味が、三代目が経営する現在まで受け継がれているようで、親子二代で通っているというファンもいるほどです。
1997年にオモニアのソクラトゥス通りに移転した店舗はアテネの最初の店より広くなっていますが、レトロ感たっぷりで、こういう雰囲気が好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
Ktistakis クティスタキス
アナグノストゥ 直子
(ライター、アテンド)
ジュワッと甘~いルクマデス
- 投稿日2015/03/26
-
ジャンルスイーツ
-
エリアアテネ
-
住所
-
電話番号+30-210-5240891
-
営業時間[月-金]9:00-21:00、[土]10:00-21:00
-
定休日日曜日
-
予算4ユーロ~
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。