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ベルリン (ドイツ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

フランツさとみ (フリーライター)

バッハの活躍とともに数々の名曲が誕生した教会

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ライプツィヒの主要な教会の一つであるトーマス教会。
作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハが活躍した教会として、また、トーマス教会少年合唱団の活動の拠点として知られているため、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

トーマス教会の歴史は、1212年トーマス修道院設立まで遡ります。1496年には、後期ゴシック様式の教会として献堂されました。やがて、マルティン・ルターを中心とした宗教改革により、プロテスタント・ルター派の教会となります。
ルター派の敬虔な信徒であったバッハは、1723~1750年まで、トーマス教会少年合唱団の音楽監督を務めていました。その傍ら作曲活動も精力的に行い、有名な『マタイ受難曲』はトーマス教会で誕生し、1727年に初演されます。

バッハ所縁のトーマス教会ですので、やはり、バッハにまつわる見どころが沢山あります。
まずはオルガン。バッハの死後250年を記念して、2000年にバロック様式のバッハ・オルガンを新調しました。このオルガンは、バッハが生きた18世紀の音色を再現しています。
オルガンの正面には、バッハの顔のステンドグラスがありますので、こちらもお見逃しなく!主祭壇の前には、バッハのお墓もあります。
教会入口にあるバッハの銅像を良く見てみると、ベストのボタンが一つ外れていることに気付くでしょう。バッハは、ここに丸めた楽譜を挟んでいたと言われています。

日曜日の9時30分から礼拝が行われるため、その時間の見学は避けましょう。

トーマス教会の見学:無料
金曜日18時、土曜日15時に行われるトーマス教会少年合唱団の公演(礼拝形式):2ユーロ
所用時間:1-2時間

<アクセス情報>
Marktplatz(マルクト広場)から徒歩3分

2017/08訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。