Platinum Food Center プラティナム フードセンター

手軽に安い値段でタイ料理を楽しみたい！　そんな旅行者にとってフードコートは心強い食事処です。今回はプラトゥーナムエリアにあるショッピングモール、「プラチナムファッションモール ZONE2」6階のフードコートを紹介します。

場所はBTSチッロム駅、またはエアポートレールリンク ラチャプラロップ駅から歩いて約15分ほど。ここは豊富な品揃えと最先端のカジュアルファッションが手に入る点で人気があり、一般客やバイヤーでいつも賑わっています。周辺には大型商業施設のセントラルワールドや大型ショッピングセンターBig Cなどもあり、まさにバンコクのショッピングの中心地といえるような場所。周辺で働いている人に加えて、多くの買い物客も利用します。また出店している店舗数が多く料理の選択肢も豊富なため、終日、混み合っているフードコートです。

エリア面積が広く、客席も多く設けられていますが、曜日を問わず時間帯によっては空席を見つけるのがなかなか大変です。まずは席の確保をしてください。店舗に近いところは混んでいますが、店舗から離れると案外席は見つかります。相席もバンコクでは普通のこと。一人で来店した場合は、席取りのために所持品や買い物袋をテーブルの上に置いていくことになりますが、荷物が心配な場合はオーダーした料理を持ち運びながら席を探したほうがよいと思います。

まずはカウンターで専用カードに現金をチャージします。カードは当日限り有効なので残金がある場合は当日中にリファウンドすることが必要です。リファウンド専用のカウンターは別の場所にありますので案内版で確認するか、カードにチャージしてもらったカウンターで「リファウンド？」と尋ねればリファウンドカウンターの場所を指差してくれます。

タイ料理はもちろん、日本食、中華、点心、洋食、シーフード、ベトナム、イスラム、インド料理など幅広い料理を30ほどの店舗から選択できます。デザートやドリンクコーナーも大きく、充実しています。店舗をざっとひと通り歩いて見てからお気に入りの料理を決めてもよいでしょう。メニューはタイ語、英語表記です。指差しでオーダーができるよう食品サンプルや料理の絵がメニューに添えられていますので言葉に自信のない方でも心配要りません。

カトラリーの傍には熱湯消毒用のお湯が設置してありますのでお湯にしばらく浸してからお持ちください。タイ料理は日本と比べて1品あたりの量が少なく、日本人には1品では足りないことが多々あります。こちらのフードコートは春巻き、焼き鳥、たこ焼き、カットフルーツにいたるまでさまざまなサイドメニューがありますので一緒に食べるのもオススメです。食事の後は食器はそのままで帰って大丈夫です。

ここでのオススメはRice with Stewed Pork Limbの「カオカームー・サイカイ」（80バーツ）です。実際のメニューは1番の「カオカームー」（70バーツ）、それに煮込んだゆで卵をプラス10バーツで付けてくれます。卵付きはメニューには無いので卵が欲しい場合は「サイカイ」（日本語の再会という言葉の発音で）伝えてください。屋台でお馴染みの料理ですが、高級タイ米に柔らかく煮込んだ臭みのない豚足が乗せてあります。高菜と煮卵との相性が抜群で、質が高いです。