Erawan Sunplaplom エラワン サンプラプロム

バンコクの最も有名なパワースポットとして知られるのは、このグランドハイアット・エラワンホテルの土地神の祠。プラフマー神（梵天、英語：Brahma、タイ語：プラ・プロム）を祀る祠です。タイ語の名称はターオ・マハー・プロム「ブラフマー神の祠」。

日本語の梵天（ブラフマー）はタイ語（プラ・プロム）、英語（ブラマ）とカタカナ表記にすると似かよっており、更に土地神（プラ・プーム）のカタカナ表記も似ているためガイドブックなどでは色々な名称で呼ばれているようです。（英語のBrahmaもタイ語表記だとプラマと発音）

地元の人々はもとより、外国人の参拝者で年中、時間を問わず賑わっています。最近は中華系の旅行者が団体で訪れるため参拝場所は人でごった返しています。商売繁盛、恋愛成就、家内安全、合格祈願から無病息災まで様々なご利益があると言われ、祈願成就した場合は次回の参拝時に奉納をお忘れなく。

ここで寄進された金銭は病院の医療施設購入に当てられています。また、毎年11月9日（隣接の旧名称　エラワンホテルの竣工した日）には記念のお祭りが行われます。

場所はラチャプラソーン交差点に位置し、BTS（スカイトレイン）チッロム駅から徒歩5分ほど。伊勢丹が入るセントラルワールド、アマリンプラザ、最近新しく別館ができたゲイソンビレッジ、BIG-Cスーパーマーケット本店などが周辺に建ち並ぶショッピングエリアにあります。ショッピングを兼ねて参拝へ行く場合、ショッピングの前の、荷物が少ないときに参拝するのがよいと思われます。

■お祈りの方法
祠の敷地内にある入り口を入って右奥で参拝セットを購入します。花、線香、ロウソクのセットで一番安い物で25B （ロウソク1本・花輪4・線香12本）。金額が高いものは花輪の数が増えたりサイズが大きくなったり、金箔が付いたりします。ここで参拝セットを購入した後、まずロウソクに火をつけてロウソク立てに。通常タイでは、お参りの際、そのロウソクの火で線香に火をつけるが、ここでは敷地内にある灯籠の灯で線香に火をつけます。12本もあるとなかなか火がつけ難いが、線香の先に近い部分をそろえて持ち、炎の上の部分にあてると着火し易くなります。プラフマーは4つの顔を持っているため、それぞれの顔の正面から4回お参りします。最初は入り口に一番近い顔の正面から、火のついた線香、花輪を持ってお参り。願いごとが済んだら左脇にある線香置き場に線香3本を置き、お花は顔の正面の台や柵にかけて下さい。左回りに残り３つの顔の正面で同じようにお参りをしていきます。お参りは立ったままでもひざまずいても、各個人のスタイルで問題ありません。願いことは具体的に述べる方がよく、例えば　Aさんとの恋愛が今年中に成就しますように、B大学に来年合格しますように等

■奉納の方法
こちらでお祈りをし、願いが成就した人が感謝を表す儀式として伝統舞踊「奉納の舞」を依頼します。バンコクに来ることが難しい場合は、知人がバンコクに来る際にお願いして、自分の名前で奉納してもらえば大丈夫です。参拝セットを販売している左横のテーブルで奉納の舞の人数を指定し、ローマ字でフルネームを書き、お金を支払います。順番が来て名前が呼ばれたら、靴を脱いでひざで座り、2-3分ほどの奉納の舞が終わるまでそのままの姿勢を続けます。
どの時間帯も順番待ちの人たちが多いため、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。この長い順番待ちは願いが叶った人が多いことを想像させてくれますが、是非皆さんの願いが叶うとよいですね。

参拝時間　8：00-22：30まで
住所　Ｒａｃｈａｐｒａｓｏｎｇ，　Ｌｕｍｐｉｎｉ
最寄駅　ＢＴＳ（スカイトレイン）チットロム駅　徒歩3-4分