Museum of Contemporary Art シカゴ現代美術館

　シカゴ現代美術館（Museum of Contemporary Art）は、シカゴ川の北、ウォータータワーのすぐ近くにあり、ショッピングや観光にうってつけの場所です。ここでの展示は絵画や彫刻に限らず、さまざまなパフォーマンスやマルチメディアアートなど、古典的な美術館の概念を覆すような斬新なものが沢山あります。そのため、展示品に対する、好き嫌いが、個人の好みによりはっきり分かれるかもしれません。

　しかし、展示してある美術品以外にも同美術館の魅力は沢山あります。例えばその建築様式。モノクロームのインテリアに、様々なラインのシンプルかつ美しいフォルムの建築スタイル、地下にある鯉が泳ぐ池、４階から一望できるとてもユニークな形の階段、見晴らしの良い２階の美術室などがとても有名です。さらに地下には劇場があり、さまざまな劇やダンスが公演されていることがあるので、スケジュールをチェックしてみるといいでしょう。大きさ自体はシカゴ美術館ほど大きなわけではないので、ゆっくりと、一つ一つの展示品を楽しめます。また、同美術館では、インフォメーションカウンターで日本語のビジターガイドをもらうことができます。

　中でも筆者がおすすめするのは、同美術館の中にあるパックス（Puck’s）というレストランと、付属のギフトショップです。パックスでは、アーティスティックなプレゼンテーションの食事を楽しめるだけではなく、その洗練された味も人気の一つ。繊細なプレート二ングと美味しい食事を堪能した後で、付属ギフトショップに行くと、たくさんのユニークな商品を見つけることができます。世界中からオリジナリティあふれる物たちが集められているお店で、お土産を買うのにも、ウィンドーショッピングにも楽しい場所です。