フランクフルト定番の観光スポットといえば、旧市街にあるレーマー広場です。広場には切妻屋根をもつゴシック様式の木造建造物が3棟建ち並んでいますが、その中央にある旧市庁舎がレーマーと呼ばれていたことが、この広場の名前の由来となったようです。
レーマー広場の中央には正義の女神の噴水があり、市民の憩いの場にもなっています。また、マイン川の夏祭りやクリスマスマーケットの開催場所として多くの人出でにぎわう場所です。
フランクフルトは高層ビルが建ち並び、近代的な都市のイメージをもちますが、このエリアだけはドイツらしい伝統的な木組みの建物で囲まれており、足を踏み入れただけでも、ちょっとタイプスリップしたような気分になります。
周辺には、フランクフルト歴史博物館やアートギャラリー、大聖堂、ルーテル教会、マイン川や鉄の橋等といったスポットもあり、観光を始めるにも便利な場所です。また、お土産ショップやドイツ料理のレストランなどもあります。
また、レーマー広場から大聖堂にかけてのエリアは新しく旧市街の街並みが整備されて、2018年に完成しました。一帯には第二次世界大戦で破壊される前の街並みが再現され、朝早くからカメラを片手に訪れる観光客の姿が数多く見られます。
ぜひ、お気に入りのフォトジェニックな場所を探しながら、レーマー広場から新しく整備された旧市街地を、じっくりと散策してみてくださいね。
レーマー広場は、地下鉄Uバーン4・5番、Dom/Romer(ドーム/レーマー)駅からすぐのところにあります。
Romerberg レーマー広場
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フランクフルトといえば、このレーマー広場(Romer Square)に立ち並ぶ木組みの家屋をイメージする方が多いのではないでしょうか。
それほど世界的に有名で美しい広場です。
アクセスは、Uバーン4,5番Dom/Romer駅、もしくはトラム11,12番「Romer/Paulskirche」駅からすぐ。
観光にかかる所要時間は、周辺の散策も含めて1時間は欲しいところです。
レーマーとは「ローマ人」のこと。切妻型の屋根が特徴的なゴシック様式の建造物が三軒並ぶうちの真ん中が旧市庁舎で、かつてローマ人が所有していたためそう呼ばれるようになりました。
二階にはKaisersaar(皇帝の広間)と呼ばれる大広間があり、歴代皇帝52名の肖像画が壁に並んでいて、神聖ローマ帝国の戴冠式も執り行われたという歴史あるホールです。
広場を挟んでレーマーの対面には6棟連なる木組みの家屋があり、向かって左端からは奥に大聖堂が美しく見える絶好の撮影ポイントです。
これらは15世紀に建てられた後期ルネサンス様式の貴族所有の館で、第二次大戦で破壊されたものの、図面を元に完全に再建されました。
広場の周辺にはレストランや土産物屋のほか、気軽にソーセージやビールを楽しめるスタンドも出ていて年中賑わっています。
クリスマスマーケットのメイン会場として、11月下旬から12月下旬にかけては最も混み合うでしょう。また、8月4日から7日はマイン川のお祭りで、広場にも屋台が出たり、トライアスロンなどスポーツイベントの会場になるなど、夏場もイベントが目白押しです。
レーマー広場の奥に今春リニューアルオープンしたばかりのHistorisches Museum(歴史博物館)にもぜひ足を運んでみてください。
地図や絵画でフランクフルトの変遷を辿ったり、アンティークの家具、19世紀の甲冑など貴重な展示が見られますよ。月曜定休日で、火曜か日曜は10時から17時まで、水曜は10時から21時まで開館しています。
レーマー周辺では、今もなお再開発プロジェクトが進んでいて、伝統的な建造物と調和する都市計画が着々と進んでいます。
一度広場を訪れたことがあるという方も、新たな発見があることでしょう。
「歴史に興味がある」「中世の建築を見てみたい」「ドイツらしい雰囲気を味わいたい」「観光地を制覇したい」という方に最適のスポットです。
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ジャンル広場・公園
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エリア博物館河岸
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住所
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アクセスDom/Römer駅から徒歩約7分
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電話番号+49-69-21238800
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
レーマー広場周辺のおすすめ観光スポット
- クリスマスマーケット(レーマー広場)
- 聖バルトロメウス大聖堂
- アイゼルナー シュテグ(鉄の橋)
- カタリーナ教会
- ハウプトヴァッヘ
- ドイツ映画博物館
- マイン タワー
- アルテ オーパー
- シュテーデル美術館
- リービークハウス





