今回ご紹介するAlte Oper(旧オペラ座)は、1880年に建築されたネオ・ルネサンス様式の歌劇場。
こけら落としには当時のドイツ皇帝ウィルヘルム一世が見守る中『ドン・ジョバンニ』が公演されるなど、芸術の繁栄に貢献してきましたが、大戦によって廃墟と化し、その後、市民の寄付等によってコンサートホールとして再建されました。
現在は、年間で400以上のイベントを開催し、およそ45万人が訪れます。クラシックだけでなく、モダンポップ、ジャズ、ロック、ミュージカル、キッズイベントなど幅広く、チケットは併設のチケットオフィスで購入できるほか、ウェブサイトでもオンラインで決済できますよ。
建物の正面には"Dem Wahren Schoenen Guten" (真実、美、善良に)と刻まれており、ファサードとロビーは建設当時の様式を見事に復元しています。一方、ホールは近代建築で、大ホール(Grosse Saal)は2,500人、 モーツァルトホール(Mozart Saal)は700人まで収容できます。
そのほか、カジュアルなテラス・カフェ「Cafe Rosso und Bar」と、クラシックなガストロノミー「Restaurant Opera 」を備えており、近代と伝統が融合するスポットです。
広場に面したビストロやレストランにも優雅な雰囲気があり、昨年オープンしたばかりのHotel Sofitel Frankfurt Opera(ホテル ソフィテル フランクフルト オペラ)にも直結しています。
アルテ・オパーはコンサートホールとしてだけでなく、市民の憩いの場としてもとても愛されています。
夏のお祭りシーズンには、屋台が立ち並び、人々は昼から夜遅くまで特設ステージの音楽イベントやワインを楽しむことができます。
毎年8月には子供向けのお祭りもあります。
この期間だけは噴水も子供たちの格好の遊び場。観覧車やメリーゴーラウンドなど、移動式の遊具がたくさん設営され、大勢のファミリーが訪れます。
アクセスはUバーン6・7番Alte Oper駅直結です。Hauptwache駅からも徒歩5分です。
「ヨーロッパらしい景色が見たい」「音楽や芸術に興味がある」「雰囲気の良い場所で食事がしたい」という方に最適なスポットです。
Alte Oper アルテ オーパー
yukigermany
(フリーライター・ブロガー)
華麗な旧オペラ座と美しい広場を見に行こう!
- 投稿日2017/07/25
- 更新日2021/08/02
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ジャンル劇場・ホール
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エリアヴェステント
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住所
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アクセス電車Uバーン6・7番Alte Oper駅直結
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電話番号+49-69-1340400
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営業時間詳細は公式サイトを参照
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定休日詳細は公式サイトを参照
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公式サイト
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