ヨーロッパに初めて誕生したエネルギーを生み出す「プラスエネルギー」マンションをご紹介します。
原子力に頼らない再生可能エネルギーへの移行を推進しているドイツに2015年に竣工したばかりの新たな試みです。
場所はフランクフルト中央駅近くのマイン川沿いで、Westhafen(ヴェストハーフェン)と呼ばれる地区。トラム12・16・21番Baseler Platz駅から徒歩2分です。
「Aktiv Stadt Haus(アクティフシュタットハウス)」と呼ばれるこのマンションの外観は、全長150メートルに対し、奥行きは8メートルとはなんとも細長い。
エネルギー源は、天井と壁一面に貼られた太陽光パネルで、その数は天井で1000枚、壁面が330枚。
日照時間や角度など綿密に計算されつくした結果、このような形状になっています。
間近で見ると、太陽光パネルがぎっしり!
8階立て75戸のマンションで、住宅スペースとして窓も効率的に配置されているのでそれほど圧迫感はありません。
テラス部分も下から仰ぎ見ると鋭角に尖っており、こちらも効率的な発電をかなえるための設計です。
電力は日中の家庭内での電力として優先的に消費され、超過分はバッテリーに蓄えられて夜間に使用される仕組み。
マンションのグランドフロア部分には自家用車の駐車スペースと電源が設けられ、充電ができるようになっています。
さて、Westhafen地区はドイツの最新建築が見られるスポットが他にもたくさん。
アルミホイルの芯のような全面三角形のガラスで覆われたWesthafen Tower。
そして対岸には、プライベートヨットを停泊できる最新建築のマンション群も間近に見られます。
「建築に興味がある」「珍しい場所に行ってみたい」という方に最適のスポットです。
Aktiv Stadt Haus アクティフシュタットハウス
建築好きにお勧め☆欧州初のエネルギーを生み出すマンション!
- 投稿日2017/09/15
- 更新日2021/08/02
2017/07訪問
-
エリアグートロイト地区
-
住所
-
アクセスFrankfurt (Main) Hauptbahnhof駅から徒歩約11分
-
電話番号+49-69-2608444
-
営業時間24時間営業
-
定休日無休
-
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
アクティフシュタットハウス周辺のおすすめ観光スポット
- リービークハウス
- シュテーデル美術館
- ドイツ映画博物館
- ザクセンハウゼン地区
- マイン タワー
- アイゼルナー シュテグ(鉄の橋)
- クリスマスマーケット(レーマー広場)
- レーマー広場
- アルテ オーパー
- ハウプトヴァッヘ



