ヘルシンキ (フィンランド) モデルプランの現地クチコミ
ヘルシンキのプロがおすすめする、現地モデルプラン
1~3万円 北欧デザイン&芸術をこころゆくまで堪能する! 1日コース
- 投稿日2015/08/31
- 更新日2015/09/02
このモデルプランのポイント
北欧のデザイン、建築、映画を含め、芸術に心惹かれていらした方、必見です。 フィンランド歴6年、こちらの芸大でデザインを学び、分野の職歴2年のわたしが、きっとどんなガイドブックに載っていないヘルシンキ最新&おまけ話とあわせてご紹介します。
-
合計予算約23,000円/人
-
所要時間14時間 35分移動 2時間 25分を含む
-
08:00~09:00スオメンリンナ島移動:20分詳細を見る
船が着く港から、そのまままっすぐ西へ向かってのびているのが次のスポット、エスプラナーディ通りです。(船の運賃は24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。)
-
09:20~10:00エスプラナーディ通り移動:30分詳細を見る
ここでHelsingin Yliopisto駅から、地下鉄メトロに乗って移動します。
オレンジ色が新鮮なメトロの車体は、50年代後半からマルチに活躍した国民的デザイナー、アンッティ・ヌルメスニエミがデザインしたもの。彼はこれから向かうマリメッコのキーパーソン、ヴオッコ・ヌルメスニエミの旦那さんです。
VuosaariもしくはMellunmaki行のメトロで5駅、Herttoniemi駅で下車。
駅を出て、歩道橋を渡りしばらく真っすぐLinnanrakentajantieを東へ200mほど、郵便局の次の角を左へ。しばらく進み、車会社VOLVOの手前を右手へまがると、左手にマリメッコファクトリーが見える。
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。) -
10:30~14:00マリメッコ ファクトリー ショップ移動:30分詳細を見る
帰りは同じ道のりを。今度はメトロでRuoholahti行きに乗り、Rautatientoriで下車。中央駅の西口から外へ出て、徒歩5分。目の前の郵便局の脇の坂を上ると右手にキアズマ現代美術館が見えます。
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。) -
14:30~15:30国立現代美術館キアズマ移動:30分詳細を見る
目の前のトラム乗り場から10番で2駅、Kolmikulma下車。進行方向を向いて左手にデザインフォーラム ショールームがあります。
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。) -
16:00~18:30デザイン フォーラム フィンランド移動:20分詳細を見る
トラムの10番でセンターの方へ戻ります。ストックマンデパートの前で下車。Kalevankatuの坂をのぼって50m、左手にPutte's Pizzaがみえてきます。
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。) -
19:00~21:00Putte's Bar&Pizza移動:15分
-
21:30~23:00コロナバー&カフェ モスクワ
08:00~09:00スオメンリンナ島
-
エリアヘルシンキ
-
住所Suomenlinna, Helsinki, Finland
-
ジャンル島
-
定休日詳細は公式サイトを参照
-
公式サイト
-
電話番号+358-29-5338410
-
平均予算2,500円
1991年にユネスコ世界遺産に登録されたフィンランドの世界遺産で、約300年の歴史があります。教育文化省が管轄するスオメンリンナでは、昔の様子がそのまま保存されていて、観光地であると共に800人ほどの市民の住居でもあるにもかかわらず、車道すらほぼ無い、1700年代にタイムスリップしたかのような感覚に陥る、どこか不思議な空間がひろがっています。
要塞には6つの博物館があり、チケットはそれぞれの博物館でお求めいただくか、夏期シーズンは全博物館の共通券(2500円)があります。スオメンリンナ博物館は通年、その他の博物館は夏のオンシーズンに営業していて、一部のミュージアムは、冬期でもイベントの開催に合わせて開館となることがあります。
ボートで移動約20分
09:20~10:00エスプラナーディ通り
-
エリアヘルシンキ
-
住所Pohjoisesplanadi, Helsinki 00130, Finland
-
ジャンル散策路・道
-
平均予算0円
ヘルシンキ中心部に位置するエスプラナーディ通りは、北と南の平行した2本の通りを指します。北側通りにはストックマンデパート、アルヴァアアルト建築のアカデミア書店、更にフィンランドを代表するデザインショップ、マリメッコ、イッタラなどが連なり、南側にはアルテック(現在のVitra)フィンレイソンなどがあります。フィンランド人にも観光客にも人気の王道ショッピングスポットです。
2つの通りに挟まれるようにして、港までのびているのがエスプラナーディ公園です。夏場は特に、市民の憩いの場としてパフォーマーを含め多くの人でにぎわっているので、ショッピングの合間にベンチで一休みするのも◎。公園のちょうど真ん中にはフィンランドを代表する詩人、ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリの像があり、1885年に建てられたこの像の足場の部分にはフィンランドの国歌が刻まれています。
電車で移動約30分
オレンジ色が新鮮なメトロの車体は、50年代後半からマルチに活躍した国民的デザイナー、アンッティ・ヌルメスニエミがデザインしたもの。彼はこれから向かうマリメッコのキーパーソン、ヴオッコ・ヌルメスニエミの旦那さんです。
VuosaariもしくはMellunmaki行のメトロで5駅、Herttoniemi駅で下車。
駅を出て、歩道橋を渡りしばらく真っすぐLinnanrakentajantieを東へ200mほど、郵便局の次の角を左へ。しばらく進み、車会社VOLVOの手前を右手へまがると、左手にマリメッコファクトリーが見える。
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。)
10:30~14:00マリメッコ ファクトリー ショップ
-
エリアヘルシンキ
-
住所Kirvesmiehenkatu 7, 00880 Helsinki, Finland
-
ジャンルショップ
-
営業時間[月-金]10:00-18:00、[土]10:00-16:00
-
定休日日曜日
-
公式サイト
-
電話番号+358-9-7587646
-
平均予算10,000円
ここはマリメッコの本社で、ファクトリーと、正規品を取り扱うショップ、さらに奥にアウトレットがひとつになっています。エントランスからすでにマリメッコの世界が溢れ出していて、想像力かきたれられるエネルギッシュな場所。ファクトリーでは、年に100万メートルもの生地がプリントされ、世界に送り出されています。ショップでは日本未上陸の商品にも出会えたり、マリメッコ好きにはたまりません。
ランチはここのmaritoriがおすすめ。オーガニックでヘルシーな日替わりメニュー、食器、ナプキンすべてマリメッコで統一されています、食後のデザート、コーヒー込みで10€/約1400円。社員も毎日使う、食堂タイプのレストランです。よくみわたすと、運が良ければあのデザイナーさんもいるかも!お客さんも社員もデザイナーも、肩をならべてのランチタイム。フィンランドらしさがこんなところにも。
電車で移動約30分
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。)
14:30~15:30国立現代美術館キアズマ
-
エリアヘルシンキ
-
住所Mannerheiminaukio 2, 00100 Helsinki, Finland
-
ジャンル美術館・ギャラリー
-
営業時間[火- 金]10:00-20:30,[土]10:00-18:00,[]日]10:00-17:00(特別開場時間 - 詳細は公式サイトを参照)
-
定休日月曜日
-
公式サイト
-
電話番号+358-29-4500501
-
平均予算2,000円
しばらく改造工事で閉まっていたキアズマ国立現代美術館は、2015年3月にミュージアムショップもリニューアルして心機一転オープンしたばかり。
この外観も内観もとてもモダンな美術館は1992年に行われた国際建築コンペティションで勝ち抜いたデザインを建設したもの。当時現地民はフィンランドおよび北欧建築家の勝利を期待していたという話があります。ところが、それを押さえて、アメリカ人建築家のスティーヴン・ホールのChiasmaが選ばれます。その後1998年に開館し、これは後に彼の代表作と言われるまでに。今日ではヘルシンキの主要美術館としてすっかりなじみの顔ぶれになっています。
Chiasmaは、視神経などの"交差部分"を意味します。
電車で移動約30分
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。)
16:00~18:30デザイン フォーラム フィンランド
-
エリアヘルシンキ
-
住所Unioninkatu 24, 00130 Helsinki, Finland
-
ジャンル美術館・ギャラリー
-
営業時間[月-金]12:00-17:00
-
定休日土・日曜日
-
公式サイト
-
電話番号+358-9-6220810
-
平均予算3,000円
ヘルシンキでのイベントの企画、広報、さらにヘルシンキデザイン地区への加盟店認定などを行なう団体、デザインフォーラムが主催するギャラリーです。小規模ながら、今や世界的に注目されるフィンランドデザインを、期間ごとに展示しています。
最近では、デザイン&広告ベスト・オブ・ザ・イヤーのアワード受賞作品や、イッタラでも活躍したタピオ・ヴィルッカラ100周年のガラス作品を展示をしたりと、ここに作品と名前を連ねるのは多くのフィンランドのデザイナーたちのステータスになっています。
ここ一帯はヘルシンキデザイン地区と呼ばれ、フィンランドの最前線のデザインプロダクトを扱うちいさなショップがたくさん集まっています。加盟店がわかりやすく記されている地図が手に入るので、徒歩圏内地区一帯をまわってみるのもおすすめです。
電車で移動約20分
(24時間乗り降り自由のデイチケットを購入した場合の金額です。)
19:00~21:00Putte's Bar&Pizza
-
エリアヘルシンキ
-
住所Kalevankatu 6, 00100 Helsinki, Finland
-
ジャンルピザ
-
営業時間[月・火]11:00-24:00、[水・木]11:00-26:00、[金・土]11:00-27:00、[日・祝]12:00-24:00、[月-金]ランチ11:00-14:00
-
公式サイト
-
電話番号+358-10-2818243
-
平均予算2,500円
今ヘルシンキで最もおいしくてホットでおしゃれなピザ屋をあげるならここか、Skiffer。ヘルシンキっ子ならこの2つに意見が分かれるところですが、北欧デザイン通な方はぜひPutte'sに!
注目の若手デザイナー、ラウラ ヴァイノラがレストランのグラフィックデザインを、さらに日本ではポストカードなどで彼のイラストを見た方も多いはず、クラウス ハーパニエミが猫がモチーフのロゴイラストを手がけました。
ランチも大にぎわい、夜はすこしトーンダウンして大人めに、現役デザイナーが数多く通う、ヘルシンキの今がつまった話題のお店。
徒歩で移動約15分
21:30~23:00コロナバー&カフェ モスクワ
-
エリアヘルシンキ
-
住所Eerikinkatu 11, 00100 Helsinki, Finland
-
ジャンルカフェ
-
営業時間[月-木]18:00-26:00、[金-土]18:00-27:00
-
定休日日曜日
-
公式サイト
-
電話番号+358-20-1751620
-
平均予算3,000円
フィンランド映画好き必見、映画界の巨匠アキ・カウリスマキ監督とミカ監督が兄弟で経営するカフェモスクワと、90年代まで繋がっていた、隣のコロナバー。
彼の映画を知らなかった方は、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』または2000年代に入ってからの作品では、第55回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した『過去のない男』から観ておくのがおすすめです。(『過去のない男』、『浮き雲』の映画の中でモスクワバーがでてきます。)
壁にはカウリスマキ映画に多く出演したフィンランド人俳優、故 マッティ・ペロンパーの写真がかざってあります。
お隣のコロナバーにも同じく彼の根強いファンが集まる他、現代の芸術家、音楽家、アート学生、はたまた広告業界人も多く足を運ぶからおもしろい。
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。また、各スポットの予算も、訪問時点の為替レートに基づきおおよその日本円に換算しています。
訪問先の都合や現地事情、為替レートの変動により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。