PMQ PMQ元創方 ピーエムキュー

歴史とトレンドが同居する香港。懐かしさと今っぽさのコントラストが魅力的で、今、最も注目を浴びているのが、
オールドタウンセントラルと呼ばれる上環とセントラル一帯のエリア。

個性的なブティックや洗練されたカフェが並んでいるかと思えば、突然、昔ながらのローカル茶餐廳が現れたり、兎にも角にも見所が多く、
ただゆるっと歩くだけでも魅力たっぷりで楽しいのですが、その中でもとっておきのおしゃれスポットが2013年の春にオープンしたPMQ。

PMQとは、Police Married Quarterの頭文字をとったもので、結婚した警察官向けの寮として1951～2000年に使われていた建物をリノベーションした複合施設。
建物は増改築されているものの、生け垣や郵便受けなどいたるところに当時の面影を残すものが残っています。

おしゃれな若者に支持されるPMQには、カフェやセレクトショップなどおよそ100軒以上のショップが入居、またポップアップストアやアートなイベントなどを随時開催。
買い物をしなくともブラブラ見て回るだけでも充分満喫できちゃう施設なんです。

PMQの最たる魅力は香港政府と香港デザインセンターなどの民間企業や財団が一丸となって、香港の若手クリエイターを育成しようという目的で建てられたということ。
ここでしか出会えない新進クリエイターの斬新なデザインのものが数多く並んでいて、どのお店も一筋縄ではいかない個性溢れるものばかり。
まだ、あまり知られていないクリエイターを発掘するなんて、宝探しみたいでわくわくしませんか？

グランドフロアーには、東洋と西洋が融合したカラフルで独特な世界観のデザインで人気の”ヴィヴィアンタム”や、
オールド香港をモチーフとしたキッチュな雑貨で知られる”G. O.D.”、またフランス人オーナーのセンスが光るセレクトショップ”Kapok”など有名店も並びます。

常に新しい発見がある場所で、観光客のみならずおしゃれな香港っ子からも熱い注目を集め続けているPMQ。
人とは違ったおしゃれを楽しみたい人、特別なプレゼントやお土産を探している人にぴったり。

アクセスは、上環駅のE2出口からアバディーンストリートをずっとあがって行くと7分ほど。
駅からPMQに向かって行く道中も、様々なテイストの小さなブティックが軒を連ね、ついつい寄り道したくなってしまって、
買い物好き女子はなかなか簡単には到着できないかも(笑)
時間があれば、2～3時間ぐらいゆっくりと時間をかけて見て回るのがおすすめです。