エネルギッシュな香港を象徴するような、頭上を埋め尽くすネオン看板が見たいなら、夜のネイザンロード周辺がおすすめ。
路上に突き出す巨大かつ煌びやかなネオン看板は、誰もが一度はテレビや雑誌で見たことがあるのでは。
高層ビル群やビクトリアハーバーの夜景も、もちろん素晴らしいのですが、こんなにも道路にせり出すように乱立している看板は世界中どこを探しても香港にしかない名物といえるでしょう。
しかしながら近年、その看板が消滅しつつあります。
かつては、ネイザンロードをはじめ、大通りにも多くのネオン看板が見られましたが、2013年以降、行政府の方針により、看板の規制が進んでいて、古くなったものがどんどん撤去されているのです。かつて街を彩っていた老舗店のネオン看板も撤去されてしまい、ここ数年で様変わりしてしまいました。
とはいえ、大通りを1、2本入った小さな通りへ足を運んでみると、怪しげに光る看板がまだまだ多く見られます。
例えば、佐敦駅のA出口を出て佐敦道を右方向に歩いた廟街(ミウガイ)近辺の白加士街(パッカーシーガイ)、呉松街(ンーチョイガイ)、また、旺角駅E2出口を出てまっすぐ行くとぶつかる西洋菜街(サイヨンチョイガイ)、右折した山東街(サントンガイ)などの小さな通りには、今もなお看板が密集しています。
この辺りは九龍島屈指のディープなローカルエリアで、B級グルメの宝庫。
小食(シウセッ)と呼ばれる焼売やフィッシュボールなど代表的なローカルフードや、フレッシュフルーツジュース、タピオカミルクティーなどのドリンクスタンド、鶏蛋仔(ガイダンジャイ)、牛乳プリン、亀ゼリーなど、香港ならではのスイーツ店も数多く立ち並んでいます。
また、佐敦の「廟街夜市(ミウガイイエシー)」や旺角の「女人街(ニョイヤンガイ)」では、シノワズリ雑貨やアクセリーなどお土産探しにもぴったりな露店がひしめきあっているので、ぶらぶら町歩きをするだけでも楽しく、運が良ければ掘り出し物にも出会えるかもしれません。
22時を過ぎると徐々に看板が消えていきますので、日没から21時ごろまでがおすすめ。
これぞ香港というようなエネルギーを感じられるエリアは、老若男女問わず楽しめる人気スポット。思わずシャッターを切りたくなるようなSNS映えするフォトジェニックなネオン看板が多数あるので、ぜひカメラ片手に散策してみてはいかがでしょうか?
Around Nathan Road 彌敦道(ネイザン・ロード)周辺
これぞ香港! フォトジェニックで煌びやかなネオン看板とディープなローカルエリアを堪能しよう!
- 投稿日2018/12/20
2018/12訪問
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ジャンル散策路・道
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エリア油麻地
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住所
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アクセスMTR荃湾線 尖沙咀駅周辺
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営業時間各店舗に準ずる
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定休日各店舗に準ずる
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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