Tsa Tng room テイスティングルーム

「テイスティングルーム」は、西子湾駅から歩いて1〜2分の場所にあります。

この日は観光スポットの舊打狗驛故事館（旧高雄港駅）に行った帰りに、近くにあったこちらを見つけ立ち寄ることにしました。

レトロな雰囲気の店内は、照明も程よい明るさで落ち着きます。
年代を感じさせるヴィンテージレコードプレーヤーが置いてあり、実際聴くこともできます。
お店にあるレコードならリクエスト可能なので、聴きたい曲があるときは店員さんの忙しくない時にお願いするといいですよ！

店内の奥の方にはアンティーク風のチェストやショウケースなど、パーテーション（仕切り）として何気なく配置してあるところがおしゃれです。
仕切りが高すぎても狭く見えて圧迫感ができるので、空間の使い方が上手だなと思いました。

こちらのお店ではメニューとは別に、白紙に食べたいものを書いて注文します。
招牌鍋焼麺（100元）は、意麺かうどんの中からどちらかを選べるので、わたしは意麺を注文しました。
鍋焼意麺は、台湾に来たら一度は食べていただきたい台湾グルメです。

意麺は揚げ麺を使っていて、味は日本の麺で例えるならインスタント麺に近いかもしれません。

このインスタント麺のような味と食感がたまらなくて、たまに食べたくなるんですよね。
コシはありませんが、出汁の効いたあっさりスープをたっぷり吸収した麺が本当に美味しいんです。
もう1つのおすすめは、たっぷりの豚肉と半熟卵が乗った月見肉うどん（100元）です。

烏龍麺とはうどんのことを言います。
こちらはうどんが完全に隠れるほど、柔らかくて美味しい豚肉を乗せ、真ん中に卵とネギ、サイドには緑のチンゲン菜で彩りを添えていました。
ちなみに高雄にも日本の大手うどんチェーンが進出していて、デパートやショッピングモールなどで食べる事ができ、台湾の方にとってもうどんは馴染みがあります。

食後は何と言っても鮮奶雪花糕（60元）がおすすめです。
鮮奶雪花糕は、ミルクケーキを椰子粉でコーティングしたデザート。
冷やされたミルクケーキは濃厚ですが甘さ控えめで、とてもさっぱりしています。

レトロな感じの店内は居心地が良く、ゆったりとした時間が流れていました。
お店の周辺は観光スポットが多いので、レンタサイクル（Cbike）で探索してみるのも楽しいと思いますよ！