打狗鉄道故事館は西子湾駅2番出口の横にあり、駅を出たらすぐ見かけます。
ここは昔の台湾鉄道の「高雄港」駅、高雄駅の前身でもあります。
1941年、都市計画によりここが貨物運送専用の駅になり、
2008年に鉄道が地下化されるまでは台湾で最大規模の貨物の拠点駅でした。
打狗鉄道故事館で昔貨物駅としての様子がよく保存され、
駅長室や貨物オフィスなどが再現されています。
また、切符売り窓で使われていたハンコや列車のスケジュールが書かれている黒板なども昔のままの様子で展示されています。
入口から入り左手に受付のカウンターがありますが、
奥にあるメールボックスのような木製の棚は貨物の明細書を入れるボックス、各ボックスに書かれている違う文字は貨物運送会社の名前の省略です。
○で囲まれている会社は名前の前に「マル」を付け、
山のような記号が入ってるのは「ヤマ」を付けて呼んでたそうで、
台湾鉄道の従業員はいまでもこの呼び方を使ってます。
駅舎を出たらホームになり、日本統治時代から残された二つの機関車CT259とDT609型が展示されています。
また、ホーム自体も歴史的に重要な建築物であり、
明治時代に建てられた低めのホーム。
当時汽車に乗るにはホームから2,3段階登らないと入れず、
老人や体の不自由の方にはとても不便なので、ホームの高度を上げてきました。
この高雄港駅は1941年から貨物専用になった為、ホームが改造されず、
明治時代から変わらぬ姿を見せてくれます。
打狗鉄道故事館は広くないが、鉄道の歴史を語るものがたくさんあり、
鉄道ファンなら時間を掛けて貴重な文物を見たいでしょう。
但し、展示物は中国語の説明がしかないことが少々残念です。
Takao Railway Museum 旧打狗駅故事館 ダアゴオテイダオグーシーグァン
TOMOKO
(現地在住ブロガー)
鉄道ファンには嬉しい鉄道展示館
- 投稿日2016/01/27
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリア鼓山区
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住所
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アクセスMRT軽軌 西子湾駅 2番出口すぐ
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電話番号+886-7-5316209
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営業時間10:00-18:00
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定休日月曜日
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公式サイト
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