KW2 KW2 棧貳庫 ジャンアールクー

昔バナナを輸出していた「香蕉（バナナ）埠頭」と呼ばれている埠頭の前にオープンした「KW2 棧貳庫」は、2018年3月にオープンしたリノベスポットです。アクセスは、LRT（ライトレール）「蓬萊」駅または「哈瑪星」駅から徒歩約5分、高雄市地下鉄（MRT）オレンジライン 「西子灣」駅2番出口からも徒歩10分ほどです。

商業施設なので、入場は無料です。ショッピングや食事中にガラス張りの倉庫内から港の景色が眺められます。中を見て回るのに30分～1時間程度みておくといいと思います。

「KW2 棧貳庫」の外（港側）にあるメリーゴーランドは人気の写真撮影スポットとなっています。有料ですが、実際に乗ることもできます。料金は、大人一人150元、大人一人と子供一人で180元です。

「KW2 棧貳庫」の 前身は、日本人が大正 3 年（1914年)に建てた小型の倉庫で、砂糖を貯蔵し、輸出専用の倉庫として使われていました。第二次世界大戦で破壊されてしまいましたが、1962 年に修復されました。

倉庫内に柱がないのが特徴で、広々とした空間です。中には台湾の30の創意あふれるカルチャークリエイティブのブランドが入っています。シーフードレストラン「紅毛港海鮮餐廳」の系列の「小紅麵店」は、牛肉麺が名物のレストランですが、ほかの料理もリーズナブルに味わえるのでおススメです。12時、18時など食事時は混雑しますので、食事時を避けて行ってみてください。

また、地ビールが味わえるレストラン「掌門精釀啤酒」などのほか、地元高雄の老舗お茶屋さん「香茗茶行」のドリンクスタンドやローズ型のオーギョーチがかわいいスイーツショップ「小本愛玉」なども入っています。「香茗茶行」のドリンクスタンドの横には一休みできる椅子があって、お店で販売されている台湾茶や台湾茶アイスを味わいながら休憩できます。

ドライフルーツ、文房具、かばん、雑貨、薬局などいろいろなお店が入っているので、お土産探しにもおススメの場所です。カフェも入っているので、観光で疲れたら、涼しい店内で一休みしてみてください。