特に英語が得意じゃない方には、
ラスベガスでの食事は「バフェ」をおすすめします。
入口で料金を払って席に案内されたら、飲み物だけ注文して、
自分の食べたい物を食べたいだけ取ってくることができます。
難しいメニューを解読しなくても良いですし、
店員さんにお肉の焼き方やサイドメニューの選択を迫られるといった
コミュニケーションも不要です。
食べ終わったらそのまま席を立ってお店を出ればよいので、
伝票を待ったり会計で待たされることもありません。
なにかと楽しむ時間が惜しいラスベガスでは、時間の短縮にもなりますね。
ほとんどのホテルに1件ずつ、
この「バフェ」という食べ放題レストランがあり、
料金の安さ、種類の豊富さ、雰囲気など、趣向を凝らして
お客さんを自分のホテルに呼び込もうと工夫されています。
その数あるバフェの中でも、
最もおすすめするのが「コスモポリタン」のバフェです。
ストリップ側からホテルに入ると、カジノフロアをずっと奥に進み、
エスカレーターで上がった2階の奥にあります。
ですので、バフェにいるとカジノの喧騒は一切聞こえず、
非常に落ち着いた雰囲気です。店内のテーブルレイアウトも
ゆったりと配置されており、テーブルも椅子も高級感があります。
料理は、少しずつ器やお皿に取り分けられてセッティングされていて、
「器ごと持って行ってね」というものが多いです。
なので通常のバフェのように、
大きなスプーンやフォークなどを使って
「自分で取る」といった手間を掛けずに食事することができます。
この点からも、「上品さ」を感じさせますね。
器(うつわ)も、
いろいろな種類があり「小さなフライパン風」なものがあったり、
「グラタン皿風」なものもあるなど、目でも楽しませてくれます。
味も、どちらかと言うと「大味」なものが多いバフェ料理の中で、
ここは、一つ一つの料理に丁寧に手間を掛けているものが多かったです。
日本食風なものや中華風なものはそれほど多い印象はありませんが、
「点心」や「お寿司」はありました。
お寿司は、握りが2種類、巻き寿司が数種類といったところで、
僕が見たときには、機械作りではなく、係の方が握っていたように見えました。
本格的な「ネタケース」もありましたので、
今後、お寿司の種類が増えてくれるといいなと思います。
パンやチーズの種類も多くて、
しかもオシャレにディスプレイされているので、
なんとなく取るのを躊躇ってしまいそうですが、このように並べられているのは
ラスベガスのバフェでも珍しいと思います。
極めつけは、デザートの美しさでしょう。まるで一種の「アート」。
とにかく素晴らしかったです。
日本のデパートなどで見かける、高級ケーキ店のショーケースのようです。
ケーキの味も、アメリカのケーキの常識を覆すような甘さ控えめで上品な味。
食後に2つでも3つでも軽く食べられます。
ジェラートは20種類近くあり、係員さんに取ってもらうのですが、
変わり種のものも多く、僕は「ティラミス味」のジェラートをもらいました。
これまたアメリカの常識では考えられないような小さな器に、
ものすごく少量だけ(つまり、上品に)くれました。美味しかったです。
このバフェの印象を一言で表すなら、
「上品」という言葉がぴったりと当てはまりますが、
種類も豊富で味も美味しいので、
どなたにもおすすめできる食べ放題レストランです。
Wicked Spoon Buffet ウィキッド スプーン ビュッフェ
ラスベガス名物の「バフェ」(食べ放題レストラン) その中でもガイドのイチオシはここ!
- 投稿日2014/08/30
- 更新日2016/04/28
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ジャンル多国籍料理
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エリアストリップ西地区
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住所
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アクセスハリーリード国際空港から車で約10分、ストリップ通り中心部 ザ・コスモポリタン ホテル内
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電話番号+1-877-8932001
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営業時間8:00-14:00
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定休日無休
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予算ランチ 平均予算 55USドル
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
ウィキッド スプーン ビュッフェ周辺のおすすめグルメスポット
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- ザ ビュッフェ(ベラージオ)
- スパゴ バイ ウォルフギャング パック
- ハード ロック カフェ ラスベガス
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