TAN ZHEN 唐人 （マホーヴァヤ店）

毎食ロシア料理で少し食傷気味・・・、たまにはアジア料理も食べたい・・・。そんな時におすすめなのが、サンクトペテルブルク市内にチェーン展開している中華料理レストラン「唐人」。なんといっても安くて美味しい！しかもボリューム満点！ということでロシア人にも人気。

店内に入ると、中国風の落ち着いたインテリアが迎えてくれる。スタッフはロシア人のみ。メニューはロシア語版と中国語版があるので、スタッフに気軽に頼もう。

飲み物は青島ビールをはじめ、梅酒など各種中国のお酒を飲むことが出来る。

ここでぜひ食べてほしいのが前菜。イカのマリネ（２８０ルーブル）、豚の耳（２５８ルーブル）など本格的な味付けで美味しい。「前菜の3種盛り合わせ」（２５８ルーブル）で特定の7種類から少量ずつ3種類を選ぶことも可能。

メインは、鶏、牛、豚肉料理などバリエーションも豊富。日本でもお馴染の麻婆豆腐や青椒肉絲（チンジャオロース）などもあるが、地理的にもだいぶ離れており材料の入手が困難なことから、若干ロシア風にアレンジされているかもしれない。メイン料理は２００ルーブルから５００ルーブル。何回も繰り返すようだが、量が多いので注意。もし4人で行った場合、4皿注文したら確実に余る。その場合は持ち帰ることも可能。スタッフに「サボイ、パジャールスタ」と伝えよう。訳すと「持ち帰り、お願いします」。きちんとした持ち帰り用パックに入れてくれる。ロシアでは「サボイ（持ち帰り）」の習慣が浸透しており、食べきれない料理を持ち帰ることに何の抵抗もない。

今回紹介した店舗は、ネフスキー大通りから徒歩10分ほど歩いた路地にあり。
最寄駅は地下鉄２号（青）線「ネフスキープロスペクト」駅、もしくは地下鉄３号（緑）線「ゴスチニードヴォール」駅、徒歩２０分。訪れる際は住所と番地をメモして行こう。