サンクトペテルブルクのランドマークと言ったら、たぶん、世界一大きい美術館「エルミタージュ美術館」でしょう!
この美術館がある建物は、別名「冬の宮殿」と言われる、エメラルド色が美しい大きな建物です。しかし、実は、エルミタージュはこの建物だけではありません。その隣りの建物も、向かいにある建物の一部も、エルミタージュ美術館の別館なのです。
この美術館の部屋数は約1050で、メトロポリタン美術館、ルーブル美術館とともに、世界3大美術館に挙げられています。ここにある有名画家の絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルノワール、セザンヌ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソー、マティス、ピカソなど…、教科書で見たことがある絵が勢揃いです!
とにかく、大きいので、ゆっくりだらだら見ていると閉館時間になってしまいます! 興味がないセクションはとばさなければ、見切れません。何を中心に見るか、どのように回るか、しっかり計画してから、美術館に入ることをおすすめします。または、オーディオガイド(日本語あり!)をつけて回ると、いろいろな絵の知識が深まるだけでなく、ピンポイントで数時間内に回り終えることができるので、おすすめです!
また、観光のピークシーズン(夏)は、人が多く、チケットを買うだけでもとても時間がかかります。前日の閉館直前や、インターネットでチケットを買った方が、時間がセーブできるので、お得です!
今年から、印象派部門は別館になり、入場料も別になったようです(入館料200ルーブル?)。印象派別館はエメラルド色の建物の向かいの、アーケードの入口付近にあります。また、そちらでは印象派だけでなく、現代アートの特設展示もよくやっているので、是非チェックしてみてください!
最寄り駅は地下鉄5番線(紫)「アドミラルチェイスカヤ駅」から徒歩3分、2番線(青)「ネフスキー・プロスペクト駅」から徒歩10分です。
The State Hermitage Museum エルミタージュ美術館
世界の巨匠の絵が勢揃い!世界一大きい美術館「エルミタージュ美術館」
- 投稿日2015/03/23
世界第一級の芸術品が集められた美術館
- 投稿日2015/03/23
エルミタージュ美術館は、ネヴァ川と宮殿広場の間に建つ緑色の壁が美しい宮殿。入口はいくつかあるが、個人の場合は正面の大きな門から中庭に入る。建物に入ると、まずはチケットブースがあるのでチケットを購入。その後、入場する前に、コートや大きい荷物をクロークに預ける。チケットブースの近くにインフォメーションデスクがあり、エルミタージュ美術館のフロアマップ(無料)が置いてある。入場すると、オーディオガイドのスタンドもあるので、時間にゆとりがあれぜひ借りたい。日本語対応もあり充実した内容。
エルミタージュ美術館は、展示品の数が約300万点、総歩行距離は22kmと言われている。とても半日やそこらで見終わるスケールではない。1点の展示品を1分間鑑賞する計算だと、飲まず食わず眠らずに数年間鑑賞することに。見学の際は、オーディオガイドを使ってピンポイントで鑑賞するか、あらかじめ目的の展示品をいくつかピックアップして行った方がよい。
広大な美術館の敷地でお目当ての展示室が見つからない場合は、室内に座っているロシア人スタッフに聞こう。険しい顔をして鷹の目で来場客を見つめている彼女たちだが、芸術品にかける愛は人一倍なので、親切丁寧に行き方を教えてくれること間違いない。
なお、エルミタージュ美術館を見学する際は、身の回りの貴重品に十分注意すること。世界中から観光客が集まるので、それを狙ったプロフェッショナルなスリが多い。かばんの開閉部やチャック部分をしっかりと握って、カメラやスマートフォンにも気を付けよう。
毎月第一木曜日は入場無料(個人のみ、団体は適用外)。多くの人が詰めかけ入場制限がかかることも多い。
最寄駅は地下鉄5号(紫)線「アドミラルテイスカヤ」駅、徒歩3分。
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ジャンル美術館・ギャラリー
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エリアサンクトペテルブルク
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住所
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アクセス地下鉄5号線アドミラルチェイスカヤ Admiralteyskaya駅から徒歩約8分
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電話番号+7-812-7109079
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営業時間[火・金・土]11:00-20:00 [水・木・日]11:00-18:00
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定休日月曜日,1月1日,5月9日
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予算入館料(大人) 500ルーブル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
エルミタージュ美術館周辺のおすすめ観光スポット
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