Smolny Cathedral スモーリヌイ聖堂

「ワシリー教会」がモスクワの教会のシンボルなら、サンクトペテルブルクの教会のシンボルは、この「スモーリヌイ聖堂」です！
「スモーリヌイ聖堂」は「ワシリー教会」のようにカラフルなたまねぎ形教会ではありませんが、サンクトペテルブルクらしい、パステルブルーと白を基調とした教会です。
この教会はサンクトペテルブルクの生みの親ビョートル大帝の娘エリザヴェータによって建てられたものです。昔、教会の周りには女学院がありましたが、今はサンクトペテルブルク国立大学の国際関係学部の一施設となっています。ちなみに、この国際関係学部の中には、日本語を選択科目として勉強している学生がいるそうですよ。
この教会でお勧めしたいことは二つあります。一つは、滞在中にコンサートがあれば、コンサートに行くことをお勧めします。教会観光のついでにコンサートなんて、素敵でしょ？　コンサートの情報はホームページ（英語）で確認できます（http://eng.cathedral.ru/）。結構頻繁にやっています。
もう一つは、ベルタワーに登って景色を見ることです。ベルタワーに登るのはちょっと大変ですが、聖イサアク大聖堂より人が少ないのがいいですよ。
スモーリヌイ聖堂は最寄りの駅からかなり歩かなければならないので、バスを使うのが賢明です。ネフスキー大通りから、トロリーバス5番、バス22番か181番に乗って、スモーリヌイ聖堂が見えたら降りてくださいね。