世界遺産であるべレン地区にほど近い、アルカンタラ地区に位置するペスターナ・パレス・ホテル&スパ。
その歴史は19世紀末に遡ります。
かつての植民地サントメ・プリンシペで農園を経営して富をなし、
カルロス王にヴァーレ・フロール候を賜ったジョゼ・ルイス・コンスタンティーノ・ディアスによって建てられ、
ヴァーレ・フロール宮としてリスボンの歴史を見守ってきました。
イタリア人建築家ニコラ・ビガグリアの指揮で建築され、
ジョゼ・フェレイラ・ダ・コスタやミゲル・ヴェントゥーラ・テーラが引き継ぎ、
緻密に計算された芸術は完成しました。
1992年、ポウザーダ・ポルトガルの筆頭株主であるペスターナ・グループの手でパレス・ホテルとして生まれ変わり、
現在に至るまで多くの人に愛され続けています。
1997年にはポルトガルの重要文化財に指定され、その贅を尽くした佇まいは、一見の価値があります。
全193室の客室の内訳は、157室がクラシックルーム、19室はスーペリア、スイート13室、スイート・レアル4室。
季節のイベントに合わせたディスカウントや、55歳以上の方を対象とした特別価格などが用意され、
運がよければこの最上級のホテルにお手軽に泊まることもできそうです。
緑豊かな庭園に面した、レストラン・ヴァーレ・フロールでは、ポルトガル伝統料理を提供。
リスボンの最優秀レストランの一つに選ばれ、味にもサービスにも定評があります。
庭園には噴水や屋外プール、アジア風の東屋があり、アジアのテイストも散りばめられています。
歌姫・マドンナも泊まったことで有名なホテルで、シックなポルトガルを堪能するのはいかがでしょうか。
Pestana Palace Lisboa ペスターナ パレス リスボア
マドンナも宿泊した宮殿ホテル
- 投稿日2015/04/17
19世紀かつての宮殿を改装した豪華なホテル
- 投稿日2015/03/23
ポルトガルの大富豪、ジョゼ・ルイス・コンスタンティーノがかつて所有していた宮殿を改装し、2001年オープンした豪華ホテル。各国より著名人が好んでリスボンに滞在する、ポルトガルで最高級クラスの、全てがゴージャスなとっておきのホテル。
随所にフランス文化の影響が色濃く現れており、ベルサイユ宮殿からインスピレーションを受け、主に14世紀から16世紀の様式を取り入れている。
部屋はどれもゆったりとした広めの作りで、内装はすべてクラシックタイプなヨーロッパらしいデザインなっている。特に必見は、ルイ5世の間と呼ばれる部屋で、優美のなかに気品を感じさせられる。
リスボン中心地から離れているが、中庭には、美しい緑が広がる庭園があり、またプールは、屋内と野外にあり、ゆっくりと都会の喧騒を忘れリラックスできる滞在型のホテル。
特にスパのサービスは定評があり、旅の疲れを癒すのにオススメですので、是非とも試していただきたい。アメニティーはポルトのブランド、Castelobelを使用している。
またこの建物には、ポルトガル最古のエレベーターが設置されている。今は使われていないが、必見の価値あり。
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