ポルトガルのお宝が多く展示されている国立古美術館。
17世紀に建てられた宮殿を改装して、1884年に設立されました。広々とした館内には美術品のカテゴリー別に展示されています。
日本人として何よりも外せないのが、2階に展示されている「南蛮屏風」です。安土桃山時代に描かれたと考えられているこの屏風からは、ポルトガル人が長崎の平戸に到着した際の様子を見ることがでいます。
当時の様子を伝えるとても貴重な美術品であり資料を、日本ではなくポルトガルで見ると更に感動します。南蛮屏風が展示されているコーナーは、シックで落ち着いた日本風の造りになっているのでゆっくりできます。
日本の品々の他にも、インドや中国の美術品、もちろんポルトガルの美術品が展示されています。特に絵画のコレクションは豊富で、必ず見てもらいたいポルトガルの国宝があります。
それが6枚のパネルからなる、サン・ヴィセンテの祭壇画です。それぞれ、修道僧のパネル、漁師のパネル、エンリケ航海王子のパネル、陸軍総司令官のパネル、騎士のパネル、聖遺物のパネルと呼ばれていて、大航海時代の縮図だと考えられています。
1883年に発見された絵画ですが、実際の制作者や作成された年は様々な説があり、まだはっきりとされていません。この絵の前には椅子も用意されているので、じっくり鑑賞したい作品です。
多くの収蔵品があるため、じっくり回りたい場合は半日ほど、ポイントだけ見たい場合でも1時間半ほどは考えておきたい美術館です。
アクセス:バスの場合は、713番・714番・ 727番にてdas Janelas Verdes下車。又は728番、 732番、 760番にてAv. 24 de Julho下車。
トラムの場合は、15E又は18EでAv. 24 de Julho下車。または、25EでLargo de Santos下車。
※2018年8月現在はジュエリーコレクションは閉鎖中(リニューアル工事中)
National Museum of Ancient Art 国立古美術館
大航海時代の素晴らしい美術品の数々に感動!
- 投稿日2018/08/17
2018/06訪問
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ジャンル美術館・ギャラリー
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エリアリスボン
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住所
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アクセス713・714番バス das Janelas Verdes下車すぐ または カスカイス線 サントス駅から徒歩約12分
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電話番号+351-21-3912800
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営業時間[火-日]10:00-18:00
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定休日月曜日,1月1日,イースターの日曜日,5月1日,6月13日,12月25日
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予算入館料(大人) 10ユーロ
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公式サイト
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