Hulhumale フルマーレ島

　小さい島々が並ぶモルディブでは、リゾートと国際空港間の移動が少し複雑なので、意外とリゾートへ向かう前また帰りの国際線の前に時間が空いてしまうことがあります。そんな時に首都マーレ島まで観光へ行くのは億劫だけど、どこか見てみたいなぁと思われる方へお勧めなのがフルマーレ島。このフルマーレ島は国際空港島と長い道路でつながっているため、船に乗らずにバスで移動できるんです。逆に首都マーレ島からはフェリーで行くことができます。

　フルマーレ島は、首都マーレ島の人口増加を緩和するために作られた人口島。１９９７年１０月に埋め立てが開始され、現在でも着々とアパートなどの住居建設が続けられています。新たに作られた生活の島なので、道路もコンクリートで整備され、住居も少しモダンなデザイン。もちろん、学校、病院、商店、モスクなどの設備も整っています。マーレ島とは異なり建物も密集しておらず、騒音も少ないので現地在住の外国人も多く住んでいます。通常のローカルアイランドトリップとは少し違ったモルディブ人の生活を見れるのがフルマーレ島です。島内の観光で疲れたら、ビーチでのんびりするのも良いですし、海が眺められるカフェでお茶するのもお勧め。

　さらに、近年フルマーレ島には多くのゲストハウスが開業しているので、モルディブへ深夜到着し、翌日までリゾート移動を待たないといけないという方へも人気な場所。長旅の後さらにフェリー移動をして首都マーレ島へ行くよりも、国際空港から直接タクシーで移動する方がとても便利です。（多くのゲストハウスがタクシーサービスを提供しています。）ビーチサイドにも多くゲストハウスが建っているので、初日からオーシャンビューを楽しむことができますよ。

　イブラヒム・ナシーム国際空港とフルマーレ島間はタクシーやバスで約１０分。バスは３０分おきに運行しており、料金はお一人様２０ルフィヤ（現金のみ）です。ゲストハウスからタクシーサービスをご利用される方は、料金が異なるので直接ゲストハウスへタクシー料金をご確認ください。

フルマーレは埋め立ての島でマーレの北西1.3KMに位置しています。
このフルマーレは空港の島と橋でつながっており、夜の国際線で到着するゲストが翌朝出発の水上飛行機を待つために1泊するゲストには、船で移動しなければいけないマーレ島よりも交通の便が良い為、選ばれております。
また、フルマーレのゲストハウスの多くは空港の到着ゲートにてスタッフが待っていてくれるので迷うこともなく、至れり尽くせりです。
観光でフルマーレに出かける場合にも、マーレからモルディブの伝統的な船、ドーニに揺られて約20分、片道5ルフィア（日本円で約30円位）でマーレの都会の喧騒を忘れさせてくれる島です。道路の幅はマーレよりも広く整備されており、緑あふれる木々の元、自然が満喫できます。
首都マーレの住宅の密集問題の緩和の為にフルマーレ島は整備され、住宅開発がされている中、ビーチフロントのゲストハウスも多く立ち並び、島の東側にはハウスリーフが広がり、砂浜で寝そべったりシュノーケルを楽しめます。
北西にはBBQの設備もあり、釣った魚を屋外で楽しむことも可能です。その他ダイビング（PADI）、ウォータースポーツの施設をはじめ、レストランやカフェ、スーパーマーケットやお土産屋さんまであるので、リゾートやクルーズ船に乗船する前後に足を運んでみたい島の一つです。