イルデパンのダイビングサイトには3つのパス水路があり、この場所に多くのポイントが集中しています。
その中でも一番生物が集まり、サンゴがキレイなポイントをご紹介いたします。
その名も「Mur aux poautes」。フエダイの壁という意味です。
しかしフエダイの仲間だけでなく、様々な生物が集まり、まるで生物が壁のように群れる場所です。
上げ潮時には、数千匹にも及ぶタカサゴの群れがハードコーラルの上を泳いでいます。
リーフトップにはハードコーラルが一面に広がっており、ドロップオフの中層にはウミウチワなどのソフトコーラルが咲き乱れています。
ブルーウォーター側では、グレイリーフシャーク、マダラトビエイ、ピックハンドルバラクーダ、イソマグロ、ヨコシマサワラなど迫力ある生物達を見ることができます。
このポイントではドリフトダイビングスタイルで潜り、ドロップオフの中層を泳いでいきます。
流れが早く、水底は50m付近まで深くなっており、アップカレントが発生しやすいポイントのため、中級者向けのポイントとなっています。
世界遺産に登録されたイルデパンを代表する外洋ポイントです。
Mur aux pouates ミュール・オ・ポワット
樫山 弘紀
(ダイビングインストラクター)
中級者向けのドリフトダイビング
- 投稿日2015/03/23
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ジャンルマリンアクティビティ
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エリアイル・デ・パン
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住所
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アクセスイルデパン空港から車で約14分
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。