メトロ9号線のイエナ駅を出ると、広場の中央にはアメリカ合衆国の独立戦争で活躍し、のちに初代大統領になったジョージ ワシントンの騎馬像があります。国立ギメ東洋美術館はこの広場に面していて、角が丸くなっている建物ですから、すぐに分かります。
入り口で簡単な手荷物検査があり、そのすぐ脇でチケットを購入します。入場料は大人11.50ユーロ、18〜25才8.50ユーロ、18才未満は無料。毎月第1日曜日は無料です。
また、無料で借りられるオーディオガイドの日本語版がありますが、機械を破損させた場合には305ユーロも取られるのでご注意を。オーディオガイドが説明する所要時間は1時間半くらいです。
この美術館は、その名の通り、エミール・ギメというフランス人旅行家・美術品収集家のコレクションをベースに設立されました。彼は古代エジプトの作品も集めていましたが、ルーブル美術館にあった東洋の芸術作品と交換して、アジア諸国の美術品に特化した美術館になりました。
日本の浮世絵だけでも約3,000枚、それ以外にも日本部門だけで11,000点。そして、アフガニスタン、インド、中国、韓国などのアジアの国々の作品を含めて、長きに渡る東洋史が5,500平方メートルの展示スペースに収められています。現在ヨーロッパで最も多くのアジアの芸術作品を集めた美術館です。
半年おきぐらいでピカイチの企画展を開催しています。日本文化にも特化した展示会もやりますので、パリを訪れたタイミングで興味のある展示があればぜひ訪れてみてください(詳細は公式ホームページをご確認ください)。火曜日は休館です。
Guimet National Museum of Asian Arts 国立ギメ東洋美術館
なかじま いちろう Nakajima Ichiro
(フランス通訳ガイド講師連盟会員)
パリで東洋の芸術品を見るなら、ここに限ります
- 投稿日2019/09/25
- 更新日2020/11/20
2019/08訪問
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ジャンル美術館・ギャラリー
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エリア16区 パッシー
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住所
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アクセス地下鉄9線 Iéna駅から徒歩約2分、6線 Boissière駅から徒歩約5分
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電話番号+33-1 56 52 54 33
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営業時間10:00-18:00
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定休日火曜日, 1月1日, 5月1日, クリスマス
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予算大人 11.5ユーロ
(18-25歳) 8.5ユーロ
18歳未満 無料
常設展のみ(一般) 8.5ユーロ
(18-25歳) 6.5ユーロ
毎月第1日曜日 無料 -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。